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四条円山派と淇園の縁を忍ばせる掛け軸
『皆川淇園とその仲間たち』 第7回
京都の夏の風物詩といえば祇園祭。2014年は150年ぶりに大船鉾の復興、49年ぶりの後祭の復活と大いに賑わいました。有斐斎弘道館でも茶会 「祇園会の茶」を開催、祇園祭のしつらいで楽しんでいただきました。床には、木瓜紋の旗をさした3人の人物が描かれた軸を。
これは歌川豊秀、 吉村孝敬、松村景文の合作、という珍しいものです。豊秀は大阪の浮世絵師。滑稽本、洒落本の挿絵を描きました。吉村孝敬は円山応挙の晩年の弟子で、応門十哲のひとりにも数えられます。花鳥画で知られる景文は、「四条派」の祖、呉春に学び京都で活躍しました。3人とも皆川淇園と親交があった絵師たちです。当時の活き活きとした交友関係がうかがえる貴重な資料です。
有斐斎弘道館ブログで写真を掲載しています。⇒http://blog.kodo-kan.com/
(勝治 真美)
【2014.8.15 嵯峨野文化通信 第205号】