ルークスカイウォーカーという上司(最後のジェダイ)
最後のジェダイを見ていない人はネタバレになるので見ないでください!
最後のジェダイを去年の暮れに映画館に観に行ったのだが、俺は良かったと思う(一番好きなのはEP6だけど!)。
ただ、周りの評価があまり思わしくない。
「いっぱい詰め込みすぎてる感がある」
「(レイアがひん死状態から戻った姿を見て)フォースを馬鹿にしている」
「女性キャラがブス」などなど。。。
まあ、わからなくもないが、そこまで言わなくてもいいのではと個人的には思っている。
そこで提案なんだが、物語をルークに焦点をあてて、サラリーマン視点で観てみたらどうだろうか?
ざっとあらすじをいうと、
レジスタンスはファーストオーダーに対して劣勢で、ずっと逃げてる。やっとの思いで惑星クレイトの基地の跡地へ逃げ込むが、ファースト・オーダーの手に堕ちるのも時間の問題。「助けて、マスター・ルーク!」というところである。
で、ルークが時間稼いでくれて、命からがらレジスタンスは脱出できたところで物語は終わる(ルークは力尽きる)。
なんとなく、逃げてばかりで味気ないが、やはりルークはすごいと思うんだ。ここで、すごいと思うポイントを整理したいと思う。
①最初っから登場しない
ルークが登場する前に、みんな色々やってみるわけ。ポーはドレッドノート撃沈させたけど、味方の爆撃機全滅させちゃったし、フィンとローズは作戦ばれて逃げてる味方の輸送機が次々に撃墜されてしまう。
もうダメだ…ってなったときに登場する。
②めちゃくちゃ強い
レジスタンスが束になってかかってもだめだったのに一人で立ち向かう。AT-ATから集中砲火を浴びせられても傷ひとつなく「肩のほこりパッパ」で終わり(笑)
③敵を完全にやっつけない
修行してきた年数とか、経験考えてもファーストオーダーをギャフンと言わせることはできたと思うんだ。でも、「ルークがいれば俺たち怖いものないね。ハハハ~」ってなっちゃうと絶対次に戦うとき油断するし、レジスタンスの成長のためにもならないって思ったと思うんだよ。
つまり、サラリーマン的視点でいえば・・・
・失敗してもいいからとにかく自分でやってみなさい!
・だめだと思ったら助けるから!
・でも、これはあなたたちの課題だから自分たちで解決しなさい!
って感じに部下の面倒を見てくれる上司みたいな?
ルークがほんとは戦いたくなかったとか、ポーやフィンの失敗を知ってたかどうかの細かい設定はさておき。
僕が言いたいのは、
物語を楽しむときはテーマというか視点を決めてみるのもありなんじゃないかってこと。
今回は、サラリーマン的視点で観たから、サラリーマンなら共感してくれるんじゃないかと思って書いてみました。
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