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信用新規売(空売り)とは何か?初心者にも分かりやすく解説!
こんにちは、こうです。
今回は初心者でも分かりやすく、空売りについて解説していこうと思います。
1.空売りとは
空売りとは、証券会社から株を借りて売って、また株を買い戻して証券会社に株を返すという売買方法です。
何でこれが必要なのかというと、空売りをすることで下落局面でも利益が出せるからなんです。
例えば、今1株700円の株があったとします。
700円のときに100株分空売りして、600円になったときに買い戻すと、600円の時に買って、700円のときに売ったということになり、100×100=10000円分の得になります。
つまり、空売りをすると、下がれば下がるほど得することができるというわけです。
イメージとしては、100株を空売りすることにより、-100株保有しているという感じ。
先ほどの例に当てはめて考えると、
100株を空売りしている時、つまり、-100株を保有している時に、
100円値下がり、つまり、-100円値上がりしたので、
-100株×-100円=10000円の利益が出たということになります。この方がイメージしやすいのかなと思います。
2.メリット
メリットは当然、下落局面でも利益が出せるということです。
上昇局面だけしか利益が出せないとなると、下落している時に何もできなくなってしまいますが、下落局面でも利益が出せれば、実質ずっとチャンスが転がっているということになります。
他にもメリットはあります。株の上昇ってゆっくりなんだけど、下落ってすごく速いんですよ。(投資家は怖がりだからすぐ売っちゃうんですよね笑)
だからこそ、空売りだと利益がすごいスピードで伸びていきます。効率がいいんですよね。
3.デメリット
デメリットはとにかく危険なことです。なぜ危険なのかというと、損が理論上、無限に大きくなってしまうからです。
単純な買いによる投資と比較してみましょう。
買いの場合
1株100円の株を100株買った。大暴落して1株1円になってしまった。
そのため、100株×(-99円)で-9900円となってしまった。
10000円のうちの9900円を失う大損害ですが、買った株が0円になったとしても最大で10000円までしか損をしません。買った金額以上の損はないのです。
空売りの場合
1株100円の株を100株空売りした。急に高騰して1株10000円まで上がった。
これは、-100株×9900円=-990000円となり、ありえないくらい損が膨らんでいます。
空売りは上がれば上がるほど損が膨らむのですが、理論上、無限に上昇していきますので、損をするとしてもここまで!とはなりません。
今回は10000円の空売りをしたのにも関わらず、990000円の損になってしまっています。掛け金の99倍の損なんてヤバすぎです。
買いは家まで、売りは命までという怖い格言があるように、売りは慎重にいかないとですね。
4.まとめ
空売りは株価が下がれば下がるほど得をするという投資方法。
100株空売り= -100株買いと考えると分かりやすい。
空売りを使いこなせれば下落局面でもチャンスに。
買いであれば、買った分以上には損しないが、空売りは損が無限大に膨らむので注意。
初心者の方は買いから学んでいってもらって、しっかり資金準備ができてから空売りをやっていくといいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他の記事で株の買い時、伸びる株の見分け方などを解説していますのでぜひご覧下さい!
それでは!