
少額投資でもたくさん稼げる!?先物取引とは何か?初心者でも分かりやすく解説!
こんにちは、こうです。
日経平均先物とか、先物っていう言葉は知ってるけど、何なのかわからない方、多いと思います。
ネットで検索してもなかなか出てこなくて、出てきても説明が難しいんですよね、これ。
今回は先物取引について誰でも分かるように解説していきます。
1.先物取引とは
先物取引とは、簡単にいうとチケット取引です。
例えば、原油先物は「将来のある時点で原油と交換することができるチケット」のことです。
チケットを転売することによって、実際にそこに原油がなくても、原油の取引ができるという天才的な手法なのです。
では、日経平均先物とは何かというと、「将来のある時点で日経平均と交換することができるチケット」のことです。
そのため、日経平均先物はほとんど日経平均と比例して推移しています。
日経平均先物は日経平均が動いていない時(平日9:00から15:00以外の時間)における日経平均の目安になります。なので、先物取引をしない投資家にも注目されているんです。
2.メリット
先物取引のメリットはたくさんありますが、大きく二つを取り上げます。
2-1.資金効率がとても良い
一つ目は資金効率の良さです。資金効率が良いとは何を意味するかというと、少ないお金で多くのお金を得ることができるということです。
例えば、100万円を運用して3万円を稼ぐのと、1000万円を運用して3万円を稼ぐのでは、同じ3万円を稼いでいても、前者は3%、後者は0.3%の利益を出しているので、前者の方がすごいことになります。
これは前者の方が資金効率が良いと言えます。少ないお金で多くのお金を稼いでいますからね。
通常、現物買で株に投資するとき、証券口座に1万円入っていたら1万円分の株を買えます。1万円しか預けてないので、そりゃそうですよね。
でも、他の投資方法ではもっと多く買えます。例えば、信用買であれば、1万円入っているときに3.3倍の3.3万円分の株を買うことができます。お金を借りて株を買っているからです。
では、先物取引はどうかというと、なんと10〜30倍です。これやばいですよね。40万円で1000万円程度を動かすことができます。
そのため、資金効率がとても良くなります。価格が上下に動いた時にその10〜30倍になるので、大量のお金を稼ぐことが可能です。
もうお気づきの方も多いと思いますが、とてもリスクの高い投資法となっており、マイナスもすごい速さで膨れ上がっていきます。
2-2.取引可能時間が長い
二つ目は取引可能時間が長いことです。株は株式市場が開いている間しか取引ができないですが、市場が閉まっている間も取引できます。
株って意外と取引可能時間が短いんですよね、これはメリットにもなりうるのですが、市場が閉まった後に自民党の総裁が決まったりとかすると、一気に市場が動くので、一刻でも早く売りたいもしくは買いたい気持ちでいっぱいになるんですけど、取引できないとモヤモヤして苦しくなります。。。
3.デメリット
これは言うまでもないですね。空売りとかよりも圧倒的にリスクが大きいです。
普段の何十倍ものお金が動かせるので、それだけ損が何十倍に膨れ上がります。それに伴って、気持ちも何十倍も起伏が激しくなります。
そのため、正常な判断ができなくなってしまう可能性があります、慣れていないうちは危険です。
先物取引では空売りのようなもの(売り建て)もできるので、それも危険因子の一つです。
慣れていないうちは現物買などで自分を慣らして、十分勝負ができるなと感じてから先物に手を出すのをお勧めします。
4.まとめ
先物取引はチケット取引。「〇〇と交換できるチケット」を売ったり買ったりしているもの。
資金効率が非常によく、少ないお金で多くの利益を生み出せる。
取引可能時間が長く、日経平均先物は夜間は日経平均の代わりになる。
超ハイリスクハイリターンの投資なので、初心者向けではない。