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【保育フォト】ワガママ言っても無理

5月の半ば、「あれ 今日はお休みかな」と 園庭であそんでいる
2歳児クラスの子どもたちの姿を目で追うと、ちゃんといました。
4月に入園した 子が。
4人の担任と、20人の友だちと一緒にあそんでいます。
 
なかなか保育園に慣れず、昨日までほぼ毎日 事務所で過ごしていました。

それが今日は 、事務所を通り抜けて園庭に出たはずなのに、
その存在に気づきませんでした。
いつもなら、「事務所であそぶ」とばかりに 駆け寄ってくるのに。
素通りしたんですね。
 
その理由も ちょっと思い当たります。
昨日、園庭から保育室に戻るときに、私の所に駆け寄ってきたので、
着替えが落ち着くまでと思い、事務所でひとあそびしてもらうことに。
 
30分ほどして、「着替えをしにいくよ」と 声をかけると
素直に手をつないでお部屋へ。
着替えをすませ食事に誘うと、
「そんな約束はしてない」とばかりに めそめそ。

それでも 傍につけばご飯も食べ、完食。「ごちそうさま」をしたその時、
眠たくて仕方のない子が、「トントンして~」というので応じると、
「なんで他の子の相手をするの~!!」と 不満泣き。

かまわずにトントンを続けていると、一歩ずつ廊下へ。
トントンしていた子が眠ったところで、「寝るよ」と声をかけると
「そんなこと 約束してない!!」とばかりに 大泣きに。
 
結局は、通りがかった 1歳児クラスの担任にすがりつき、
1歳児クラスに入室すると、そのまま寝たのでした。
 自己主張をすることで また一つ、世界が広がったね。
結果オーライだけど、よかったね。
 
不安は受け止めながらも、「他の子の相手はせずに、自分だけをみて
という、ワガママは受け付けない。
そんな向き合い方をしていきたいなぁ と思っています。
だって そうすることが、保育園も友だちも、
そして 自分自身も好きになる 近道ですから。

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