自分の漠然とした気持ちに形を与えてあげよう(『詩経』毛詩大序)
今回取り上げるのは『詩経』毛詩大序からの言葉。
詩はその人の志が表面化したものである、という意味。
儒教の経典の一つにもなっている『詩経』ですが、そのとある序文の中で述べられている言葉になります。
「詩とは何か?」というお話。
なかなか奥深いですね。
『詩経』は中国最古の詩集。
古代中国における各国の民謡や祭祀の言葉、周王朝の宮廷で用いられた歌などが収録されている古典です。
伝承としてあちこちで伝わっていたものを、孔子が一冊の本の形に編纂したと伝わっています。