テトラポットについて(シン・ウルトラマン)(ネタバレを含む)
(この記事には少しですがシンウルトラマンのネタバレを含みます、ご注意ください)
何もかもを言語化してしまわず、道理や理屈に反している物を指摘したり攻撃たりしない事も大切だと思うようになってきた。
自分は専門職専攻課程にあったが、在学中に違和感や疑問を強く抱き、この分野では生きていけないと思って、その分野から完全に離れた。
今でも、世間から問題視され、数々の問題を抱え、指摘され、内部告発も多く出ている分野。自分は現在、その分野とカスタマーの連絡調整係のような立ち位置で活動している。
どっちが正しい、なんてことはない。
どちらも自分達側から見れば正しく、相手側から見ればおかしい。我々はなるべく、お互いに利があるように立ち振る舞い、お互いの折り合いを付けながらやっていかなければならない。
シン・ウルトラマンのリピアが、「境界に居るからこそ見えるものもある」と言っていた、その気持ちがよくわかる。
ビームを出したりたり、巨大化したりはしなくても、防波堤として──干渉させず、消耗させず、境界を護る者が、世界には必要なのだろう。それがあのテトラポットの意味なのだと思う。
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