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コンテンツ大賞(24年7~9月編)

◯:既存
☆:新規

今回ライトめに書いたつもり


==常時枠(いつもの)==


◯3:ゼンゼロ(ver1.1/1.2)

HoYoverse(原神・崩壊スターレイル)のソシャゲ新作
個人的に評価が高い、今まともにログインしてるソシャゲはこれだけ

やっぱりゲームはコントローラー握りたくならないと


・ver1.1

ジェーンが典型的な強い女で好き
一方セスくんはライターのおもちゃにされていた

👈👈

・ver1.2

バーニスにブヒり散らかすつもりだったけど、シーザーが意外と思慮深いというか信念持ってやってる感じがしたの良かった

あとバーニスの無自覚なタチ具合は何だったんだ

ストーリーではこういう絵がふんだんに使われて良い
2Dとの使い分けが原神のテンポから学んでいそう、あといい匂いしそう


◯3:蓮ノ空

ラブライブです…
良く聞くタイトルとはいえ、意欲作なのが高ポイント
リアルタイムで成長し、現実の3年で卒業する


・8月

友達の「終わり」を通じて、自分と私達の「終わらせない」覚悟を問う話
徒町って挑戦が自分に閉じていた、ところをどうやって繋がりにしていくかって話で良かった、徒町の挑戦力好きだし

蓮って伝統の話だから、折れても誰かに託していけるという意味もこもっていそう
「私たちの冒険はこれからだ」系が陳腐に見えるのって、本当に終わってしまうからだと思うけど、蓮ノ空はリアルタイムで続いていくのが良い


・9月

姫芽回
「両立は無理なのか」ではなく「両方とも1つの理由に帰結する!」って回答、結構珍しいし、俺も似たようなことをやったりするので好き

障壁が物理的ではなく、精神的なものだったというのもある


◯3:ブルアカ


初見用の説明を任せる


・対策委員会3章

おおまかには良かったけど、疑問もちょいちょいあった
風呂敷広げた割りに未回収多くない?みたいな

ともあれ、神秘とか特別とか背負いすぎなホシノの格を、ヒナが落としに来たようにも見えたのがよかった

何より映像に気合が入ってたのはクリエイターの意地を感じる

ぶひ〜


・月華夢騒

イベントで重要話こなすの、ストレイライト3部作感あるよね

レッドウインターという他学区への調和と、
それを受け入れたくない生徒の調和

前者は山海経の文化を通して和らいでいくが、
後者の火種は爆発して次回の引きになる

映画風味なの、ミナのキャラを拾ってる感じがして良い

ふひひ…

・五塵来降

カグヤのキャラ良かったな〜
「山海経のため」という貫きが、キサキが再起できるキッカケになっている
何より、これが前回のイベントを踏まえてってのがね

1:きちんと門主のポジションを断ったこと
あくまで「京劇部として」であって、それ以外のことはやらない

2:キサキを焚き付けた犠牲の発言
キサキをもう一度門主に戻すなら、反逆者が必要
その役割を買って出るという宣言


あと最後の先生からカイへの発言ね
あれ出せるなら(色々)安心だわ




◯2:百合姫

世界で唯一の百合専門誌、とのこと
私の百合はお仕事です、連載再開待ってます


◯作品ピックアップ

・サルビアのブーケ

家族愛ベースで絵柄も柔らかく優しい味
2巻で終わるらしいし読み切れるという意味でもおすすめ


・僕らのアイは気持ち悪い

新連載、現在4話

左:今は離れた好きな子のフィギュアで再現する癖(まほあこ/うてな感)
右:フィギュア自体に癖持ち
という異常者同士の話、インモラルベース

最新話の「お互い3次元には興味ないし、再現のためなら見せ合えるでしょ〜」という歪んだ感じが好き


==新規メイン==



☆5:魔法少女まどか☆マギカ(8/17)

魔法少女もの言えばこれってやつ、何気に初見
24年冬に映画をやる予定だった、それに合わせて見たのに…

・アニメ

ほむらという弱さを抱える少女
もっと言えばそういう人々(視聴者)に、まどかという戦い続ける仲間を宿すための作品だった


まどかはすぐに魔法少女にならないからこそ、魔法少女として特別
すぐに魔法少女になるヒトは、瞬間的に刹那的な願いを生むから、呪いもその分生じる

一方まどかは共感性が凄く高い、自分ごとのように泣いてくれる
だから、本来は他人に対するものである呪いを持たず、その代わりに瞬間的な願いもない

ただ、他人に役立てる自分でありたいっていうまどか自身の存在の話のみ
その存在の中にも他人が入っている
「世の中幸せだったらいいのに」みたいな無垢さ

だから本来他人ごとであるはずの願いを、あなたとわたしの全てを引っくるめて自分のなりたい願いの対象に出来る

don't forget.
always,somewhere.
somewhere is fighting for you.
as long as you remember her.
you are not alone.


・叛逆

ちょっとややこしすぎるので、日記にパスする

わからなすぎて、感想をGPTとパスしあったの、結構面白かったけど「正しい」感想に誘導されていないか不安になるな




☆4:きみの色(8/31)

新作映画
聲の形とか、リズと青い鳥の監督


ここでいう色とはそのヒトの持つ本性である
でもわざわざ本性という別の名前がついているように、自分の性を簡単に明かすことなどできない、そういうヒトのための映画

そういう色について、工程を踏まずに、相手の色がわかってしまうのがトツ子な訳なのだが…

始めからそういうヒトの色を見分けられるから、自分がどういう色を持つヒトに惹かれるのかもわかる
でも、それに手を伸ばす勇気はない

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください

トツ子は3人で組んだバンド等を通じて、その正規の手順を踏んでいく
そうして色がわかるだけでなく、きちんと相手が「明かしたい」と思えた状態になって、相手が明かしたい色が誰にでも見える。

バンドが最後の曲を披露している時の観客の湧き具合は、その現れだろう
本当はそうやって相手の色を明かしていくのだ

変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください


そうすれば、自ずと自分の色もわかるようになる


☆4:ふつうの軽音部(9/12)

ジャンプ+系の漫画、音楽もの
〜2巻までの評価が個人的に高い

この作品における"ふつう"が良くわかなら成ったのだが、2巻でようやく理解できる

この作品のみんなの"普通”は社会常識とか、周りを見た相対的な”普通”を描いている
だけど、主人公たちをはじめとした"ふつう”は、個人だけが納得する個人だけのありのままでわがままな”ふつう”

この作品で上手さは重視されない、ただ自分の"ふつう"を貫いているかが重視される


あと付け加えて、とある人物が同性愛者である描写があるんですが、ここに「自分が好きを貫いたって”ふつう”」が掛かってくるのが凄く良い

やや語気強めに言ってしまいますが、一般漫画系でちょい出しされる同性愛って大抵百合の餌釣り糸なんですけど、これはちゃんと主軸に掛かってるものになってる


☆5:負けヒロインが多すぎる!(~10月)

ラノベ原作の夏アニメ
ラブコメではあるが、ヒロインが全員失恋(負けヒロイン)している
その失恋を大事にする話なので、主人公と露骨にいい感じになったりしない


・☆5:アニメ(原作1~3巻)

1巻(1~4話)の構造が素晴らしすぎるので見てください

主人公は自己肯定感が全く無い弱っちい性格をしているのだが、そういう部分が感情移入できる。おそらく意図的にそうしていると思う。
そういう自己否定的な主人公と読者を肯定するための存在なのが、この作品の「負けヒロイン」だ。

一度負け(失恋)してなお、次に進むために前を向こうとする少女たち
それは、関係性に負けてなお次の勝負のために、前に向くことを選べているということだ。

それを見て主人公と読者は勇気づけられる。
これは、ラブコメで勝った「勝ちヒロイン」には出来ないことだ。



・☆4:ラノベ(原作4~6巻)

現在6巻吸引中
さっき主人公といい感じになったりしない、って書いたけど4巻あたりからちょっと雰囲気がかわってくる

みんなの敗戦処理(自分に向き合う時間)が終わって、次に進もうという段階に来ている印象なので、おのずとそうなるのが宿命なのかもしれない

正直、少女たちが自らが抱える自らの問題を解決するのが好きなので(癖)、4-5巻は1~3巻を超えていないのだが、6巻のテーマがかなり根幹な話をしそうなので注目中


「あたしたちはね、どこかで負けるために走るんだよ」

負けヒロインが多すぎる 6巻より


サムネこっちにしたいな、弱いので


==ほか==


・上伊那ぼたん(8/20)

百合×お酒漫画

軽くいけるのかと思ったら、思ったよりも百合度数高いことに途中で気づく
話は軽いのに急に頭ガツんとやりにきたかと思えば、次話ではスン…って戻る
行間が多いから一気読みするもんじゃなかったかも


・天才少女は重力場で踊る(9/27)

白昼夢の青写真(ノベルゲー)の人
ラブコメ、タイムパラドックスの話

正直中盤は盛り上がりに掛けてイマイチだなと感じてしまったが、あとがきの「軽めを目指した」みたいな表記があったのでまぁ納得

つまり、気軽に読んでいいやつ


・東京ゲームショウ/TGS(9/29)

特殊枠、正直な感想は「労力に見合わん!」
ただ熱気とか、そういうパワーを感じたりできたのは良かった


◯作品ピックアップ

・Tokyo Stories

消えた親友を探す散策3Dゲーム、雰囲気かなり良しな微百合風味
過去の思い出に似た抽象的な世界を探索する

味付けのドット部分が良き


・SAEKO

巨女のやつ、癖
圧迫感が心地良い(マゾ)



締め

・大賞

負けヒロインが多すぎる 一択
自分はラブコメ全然接種しないんですけど、それを飛び越えて好きになった

ラブコメが苦手なところは、他者への愛ってところ
俺が好きなのは自己への葛藤なんですよね、でもラブコメってベースが外側への恋だから、解決も大体外に向こうとしてるのが苦手


「負けヒロイン」たちは、失恋した後の敗戦処理をどうしようか
どう片付ければ良いのかって自己について思い悩んで、負けそうになったりする

そうだな、自分に負けたら本当に終わりなんだよな
そこを踏ん張って前を向く姿が好き


好きな3作品って聞かれたら、これまでは
・やがて君になる
・私の百合はお仕事です
・(空席)

だったんですけど、負けヒロインはそこに入るかもしれない

百合で統一しないのかよ!とは自分でも思ったけど、みんな自己の弱さとか悩みと葛藤する作品なんですよね


自己の弱さと戦っていきたい


・あとがき

漫画:百合姫、ふつうの軽音部、ぼたん、
ラノベ:天才少女は
映画:きみの色、
アニメ:負けヒロイン(今期枠)まどか☆マギカ
ソシ:ブルアカゼンゼロ
??:蓮ノ空
外:TGS

表記法:3選既存

なんか最近、新規開拓枠が減ってきた気がする
今回、メインが4つだけでしょ?
いやでも細々含めて7つか?


もっと開拓精神を持ちたいんだよな
それで言うとTGSは良かったね、現実に方向感変えたさもある
(また外出ろ説教ですか…)


ボードゲームカフェとか、リアル脱出ゲームとか行ってみたい
ここに書いても良い気がしてるし



研究室同期「でもああいうのって友達と行くところじゃない?」

ワハハ、ブツブツ孤独にコンテンツの話し続けますわ


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