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来週の読書リスト
中身はほとんどないんだけど、長くなった。
①『「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学』
苫野一徳 著
哲学って時々摂取したくなるよね。
まったくのど素人だから、『おとなの進路教室。』のような感じで読めるのならばありがたい。自由について、仕事場の子どもたちと一緒に話していけたらいいな。
今日読み始めたところ。哲学者や思想家の名前がジャンジャン出てくるのに読みにくいところがなくて、すばらしい。
自由って大事そうだけど、いったい何なのかと聞かれたらうまく言えない。楽しく哲学を摂取して、わたしの言葉を獲得したい。
②『風と共に去りぬ(1)』
マーガレット・ミッチェル 著
名前だけは知っていて、でも読んだことのなかった名作。
中学時代にアメリカに住んでいた頃に、アトランタにある「マーガレット・ミッチェル・ハウス」に行ったことすらある。作品も知らないのに、親に連れられてなんとなく展示を見た(でもほとんど覚えていない)。『風と共に去りぬ』がラブストーリーらしいという程度の知識しか持たないまま大人になってしまった。
一念発起して読もうと思ったきっかけは、少し前に夫が持ち帰ってきた一枚の布だった。
“Superman was a foundling” という詩?文章?の書かれた布。スーパーマンだけじゃなくて、たくさんの名前がひたすらに列挙され、そのすべてが”foundling”だったり“adopted”だったり“fostered”だったり“orphaned”だったり、要するに生みの親とは離れて育ったことが示されている。『フルーツバスケット』の主人公の本田透とか、ローマの建国神話の双子の兄弟(ロムルスとレムス)とかの名前がぎっしりと。おそらく布の趣旨は、生みの親との別れという逆境にありながらも活躍した人たちがこれだけいるよというメッセージだと思って部屋に飾っているのだけど。
そのなかにあったのだ、スカーレット・オハラの名前が。
気になってWikipediaであらすじを調べてみたのだけど、スカーレットが生みの親と別れたという記述はなくて、大人になってから死別しているとある。あれ??
布の人選が間違っているのか、実は養子だったりするのか。調べてもそれ以上の情報が得られず、気になってしかたがないので読むことにした。あらすじは読んじゃったから、ネタバレしているけど。あらすじを読む限り、たぶんわたしスカーレットのこと好きになれないけど。
③『〈ハイブリッドな親子〉の社会学』
野辺陽子・松木洋人・日比野由利・和泉広恵・土屋敦 著
これは、再読。もう6年も前に読んで、ずっと本棚に大事にしまっていた本。そろそろまた読みたいなと思って、20ページぐらい読んだところ。
サブタイトルは「血縁・家族へのこだわりを解きほぐす」という非常にわたし好みの思想。家族マニアを自称しているので、最近サボりがちだったけど家族ネタの本も時々摂取していきたい。
▼これまでの読書リスト
以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。
・『人生を狂わす名著50』
三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵
今回のリストを読み終えたら、また読み進めよう。次はどんな一冊に出会えるだろうか。