![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106020749/rectangle_large_type_2_761f25b04b046c56b74f7f5eae4795de.png?width=1200)
Photo by
sparrowchun
来週の読書リスト
3冊全て、『人生を狂わす名著50』から。わくわく。
①『「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学』
苫野一徳 著
著者は哲学者でありながら、平易な文章で「自由」について説いていく。『おとなの進路教室。』と同じく、読むと思考せざるをえなくなる、まっすぐな本。自分も他人も尊重しながら生きていけるようにしよう、と思える。哲学の入門書としても。
哲学って時々摂取したくなるよね。
まったくのど素人だから、『おとなの進路教室。』のような感じで読めるのならばありがたい。自由について、仕事場の子どもたちと一緒に話していけたらいいな。
②『妊娠小説』
斎藤美奈子 著
斎藤美奈子の『妊娠小説』は、日本で出た「本についての本」の中で、もっとも「おもしろい」本についての本である。
妊娠小説という聞いたこともないジャンル。そういう視点から名作を読むのも面白そう。本の本を読むのは大好きなので、ますます積読が増えそうな予感。
③『舞姫 現代語訳』
森鴎外 著
「妊娠小説」の中でもっともおもしろいのは、『舞姫』だと私は思う。ちなみに森鴎外はこの『舞姫』を家族の前で朗読していたらしい。この行為がどれだけ「やばい」ことなのか、小説を読んだらわかるはず……。
高校時代に教科書で読んだあれ(でもふんわりしか覚えていない。そんなのばっかりだ)。今読んだらどんなふうに感じるのかな。「妊娠小説」の巨峰を読むのが今から楽しみだ。
▼これまでの読書リスト
以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。
・『人生を狂わす名著50』
三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵
今回はこちらに紹介されていた本のみのラインナップという初の快挙。それなのにまだ半分にも到達していない。楽しみがたくさん残っているって素晴らしい。
残念なのは、気になった本が図書館の蔵書にないことがちょいちょいあること。本を増やしたくないから買いたくはないけど…悩ましい。