来週の読書リスト
① 『日本文学全集22 大江健三郎』
大江健三郎 著
来週の日本の文豪枠はこちら。
実は、大江健三郎はひとつも読んだことがない。本当に名前だけしか知らなくて、いつの時代にどんなふうに生きた人なのかも知らない(今調べたら、戦前生まれの現在87歳だった)。だから樋口一葉、夏目漱石、森鴎外、太宰治ときて大江健三郎という流れにもまったく意味はない。
どうやら日本人で2人目のノーベル文学賞受賞者とのことだったので、この間カズオ・イシグロを読んだので、大江健三郎、川端康成、と遡っていく流れがよさそうかな?
調べるほどになんだか難しそうで、読み切れるか自信がなくなってくるけれど。
② 『若きウェルテルの悩み』
ゲーテ 著 / 高橋義孝 訳
初めてのゲーテ。これはもう随分前に読んだ『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』で生物学者の長沼毅氏が紹介していた本だ。
紹介されるまでもなく知っているタイトルだけど、そういえば読んだことはない。なんならどういう話なのかすら知らない。これではいかん、というわけだ。『カラマーゾフの兄弟』を読めたわたしなのだから、ゲーテも読めるはず。『ファウスト』もいつか読んでみたいけど、難解そうなので手始めにウェルテルを。
③ 『聞く技術・聞いてもらう技術』
東畑開人 著
上の2冊(人間失格、源氏物語)がなんとか読み終わったので、来週こそは読むぞ。少しずつになりそうだけど。
以下は、毎日少しずつ読む予定の本。
・『人生を狂わす名著50』
三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵
ここのところ「日本の歴史」シリーズに偏ってしまっているので、新しい風を入れたくて時々開いてみる。
読みたいと思った本には付箋をつけてある。
そろそろ新しい一冊を探してみようかな?
・『すばらしい人体』
山本健人 著
舌は味覚を伝達するだけの存在じゃない。ゴクンと嚥下する僅かの間に、舌はかなり複雑怪奇な動きをする。モグモグ咀嚼をする間、食べ物がちゃんと上下の歯に潰してもらえるように微調整をしてくれているのも舌。縁の下の力持ちは口の中にいたのだ。
・『生活の中の治療』
アルバートEトリーシュマン・ジェームズKウィテカー・ラリーKブレンドロー 著 / 西澤哲 訳
これはわたしのバイブルなので、今年に入って2周目。自分なりの理解を深めるために、1章ずつがっつりノートを取っているところだ。インプットとアウトプットをたくさんして、しっかり身につけたい。と言いつつ、最近サボっている。今年の目標の200冊にもかなり余裕が出てきているので、そろそろまた着手しようかな。