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来週の読書リスト
ウェイティングリストにはまだまだたくさんあるけれど、欲張らずに目の前の本から読んでいこう。
①『麦ふみクーツェ』
いしいしんじ 著
今週、いしいしんじの『まあたらしい一日』を読んだ。というのもたまたま図書館の予約サイトで見つけたからで、いしいしんじと言ったらわたしのなかでは中学時代に読んだ『麦ふみクーツェ』の人なのだ。その後『ぶらんこ乗り』も読んだ気がするけど、なぜだかクーツェの方が圧倒的に印象に残っている。
もう一度読み返してみたくなったから。最近、中学時代に読んだ本を読み返したい熱がむくむくと湧いているのは、あの頃のわたしを知りたくなったのかもしれない。
何日も前から読み始めたはずなのに、遅々として進まない。わたしの記憶にあったよりもずっしりと重たくて、読み進めるのがちょっとしんどい。
冒頭からただならぬどんよりした空気が物語全体に覆いかぶさっていて、仄暗いものがヒタヒタと近づいてくるのがわかる。ページをめくったら後悔しそう。これ、どんなふうに最後を迎えるんだっけ。不安がどんどん大きくなる。
②『いまを生きる』
N.H. クラインバウム 著
久しぶりに『人生を狂わす名著50』を手に取って、もう半年ぐらい前に付箋を貼った作品を読んでみることにした。それがこれ。
映画が有名な、アメリカの男子校を舞台にした青春小説。やっぱり『ぼくは勉強ができない』と『いまを生きる』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は10代のうちに読んでほしい物語ベスト3。衝撃の結末に驚きつつ、自由は痛いんだよってことをはやいうちにわかっておいて損はないよ! 読書感想文にもおすすめ。映画も本当にいい、泣いてしまう。
そうか、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』も読まなきゃな。
まだここまで辿りついていない。男子校は通ったことがないけど、アメリカンスクールライフの雰囲気に浸ってみるのが楽しみ。
③『妊婦本。』
金子綾 著
マタニティコーデ迷子になったときに、ネットの海から突如として現れた救世主(の予感)。
昨日図書館で借りてきて、今もリュックのなかに入っている。帰ってから家で読むのが楽しみだ。
▼これまでの読書リスト
以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。
・『人生を狂わす名著50』
三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵
この間、久々に手に取った。まだまだ未読の「よみたい本」の付箋が溜まっているから、先は急がない。次の本はなんだっけな。