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【日記】スエットで病院に行った日 〜踝モロだしフェスティバル

・どうしてわたしは詩も作っているのについつい短歌の話ばかりしてしまうのだろうか。今日、心療内科にて「何か趣味はあります?」と聞かれ、趣味と聞かれたら短歌のことしか思い浮かばないわたしはプログラミングされたロボットみたいに短歌の話をした。しかし何故短歌の話ばかりするのだろう、何故詩は仲間はずれなの?という疑問が今になって湧き出している。おそらく短歌は商業的というか自分の中で組み立ててゆきたい計画みたいなものがうっすらとあるのだろう。それに対して詩はとにかく心の解放、形式もなければルールも(少なくともわたしの中では)ない。だから自分が書きたいように書きたいだけ書ける。そしてそれは物語のような具体的なものではなく抽象的で言葉の端々の中の重みが誰かに伝わればよいなといった気持ちを込めている。もちろん、短歌に関しても同様のことを考え、試作しているわけだが短歌に関しては自分の中で100に近い形で伝わって欲しい願望を込めているのに対して、詩は本当に書き殴った成れの果てにこの文章の欠片が誰かに共感や、「いいね〜」みたいな感情が巻き起こってくれたら構わない程度の感覚で作成しているのでやはり心持ちの問題かしらね。そんなこんなでわたしは歌人であり詩人である。

・今日の病院は前回寝過ごし予約キャンセルのせいで発生した悪の権化だったのだが(総じて私が悪い)本当に家から出たくなかった。最近、本当に人と会話する意欲が薄れて読み取れない程度には消えかけている。正直何をするのも面倒臭いしそれでも生きていかなければならないという神様の傲慢、この世に生まれ、背負わされたその罪を人類は生と呼び、放棄することなく生きているわけですがしかしあまりにも怠い。たまにパニックを起こすことがあるのですがそれもある意味、もうこの生を背負っていきていたくない!しんどい!苦しい!もう知らない!といった具合ですよね。皆さんなりませんか?わたしだけなのかな。
この怠惰を拗らせに拗らせた結果、病院にスエットで行きました。怠けすぎてもうナマケモノに土下座レベル。ナマケモノさんの方がずっと木に捕まってるし、排泄も一週間くらい我慢できるしわたしより生き物としてのレベルが高い、わたしはベッドで昼過ぎまで寝てるだけのフリーターなので。

・スエットで外出することにおいて、見た目から滲み出るやる気のなさ以外は特に問題等ないのですが、ドンキーホーテで一番安いスエットを着ているのでズボンの丈が絶妙に足りません。これを世の中ではダサいという。しかも裸足サンダルスタイルなのでわたしの踝は風邪を引いてしまいそうなほど冷えきっておりました。踝へ土下座。
踝といえばわたしが卒業した高校では踝が隠れない丈の靴下は校則違反という死ぬほど意味がわからない校則があったことを思い出します。あの校則が何だったのか未だによくわかっていません。もしかして踝って卑猥なのか?と在学中はよく思考を巡らせたものです。

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