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時はらむ花、くちびるに詩(うた)
春を迎える新しい月が始まりました。
立春を間近に寒波も来るようですが
どなたも寒さの波に
上手に乗れるとよいですね。
今日は今年初めての朔日詣。
わたしにとっては遅ればせながら
氏神さまへの初詣となります。
二月異称の令月。
令和の元号の由来にもなり
何かを始めるにはよい頃、よい月です。
思いや願いは数知れずあれども
本日はただ祈るだけ。ただ感謝だけ。
手を合わせてきました。
真っ新な気持ちで。
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水仙、椿、蝋梅とこちらに載せてきました。
真冬にりりしく咲く四花のこと、
雪中四花としてくくられます。
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静かな朝空の冬さぶに
わたしのまなざしが見るもの
わたしの手が触れるもの
いくつも何度も空に話すように
放ち渡らせ
風の冷たい居座る冬を
ひかりの明るさに春の宿りを
ともに隣にひき連れて
みーんな贈りものですからと
こゝろに留める
留めたこゝろのほてりを
一行また一行と並べてみれば
暦の上の春はすぐ近くに
明日もわくわくしたいから
今日も空を見ている