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「やっぱり人間向いてないわ」理想と現実の乖離をどう埋めるか。

人間は、60%が水分でできているらしい。
私もみんなと同じなんだと思う。
けれど、そういうことではなくて、私を作ったのは誰なのかという話である。

RADWIMPSの「me me she」という曲があるが、

造ってくれたのは 救ってくれたのは
きっとパパでも 多分ママでも 神様でもないと思うんだよ
残るはつまり ほらね君だった
RADWIMPS  「me me she」

その一部のここの部分は本当に頷ける。
この曲は高校生の頃に何百回何千回と聴いた。
もし、この曲を自分に当てはめると私の中で「君」というのは何人かいる。それは決まって男性だ。

これから私を作るのは男性なのだろうかと思いながら、私と出会って人生変わりましたみたいな人っているのだろうかと思いながらこの後も書き進めたいと思う。


普通というのにこだわっているわけではないし、
普通の定義とはと聞かれると悩んでしまうのだが、
みんなが成し遂げていることって、何も考えずともできるのかと思っていた。
それはごく一部の人しかできないことではなくて、例えば恋愛や結婚というのはその例だと思う。

年頃になれば、彼氏ができると疑わなかった幼少期。年頃と言われる時期になって、のほほんとしていて彼氏は出来なかった。みんな、人には見せないとしても何かしら行動はとっているのだと知った。それが容易なのか容易ではないのかはわからないが、なにかしているとわかった。

そうこうしているうちに、私も付き合うことになった。世間体だとか「なにそれ美味しいの?」というものに負けて、私は結婚というのは好きだからという単純な理由では結婚できないことを知った。

私はずっと付き合っていることが周りに言えなかった。悪いことをしていたわけではないが、数年彼氏がいないということになっている。時折、周りに馬鹿にされた。「生きる化石じゃん」「私でも彼氏いるよ?」とか、だいたい変な目で見られた。こいつには性格上の問題があるのだなと思われて接せられるのだが、そのあと過ごしているうちに「どうして彼氏がいないかわからない」「性格いいよね、何で彼氏いないの?不思議」などと評価されるのだった。上がって下がるよりはいいのかもしれないが、これは一種のマウントだったと思う。
隠していた私が悪いから、こんな対応をされていたのだが、これが言ったとしたらもっとひどい対応になっていたと思う。
ただ、その時に1人だけ彼氏がいると伝えていた人がいる。その人は私のことを批判するわけでもなく、そっと応援していてくれた。結局彼とは別れることになった時も、ずっと話を聞いてくれていた。
私はこの人を一生大事にしようと思っている。

この応援してくれていた人は同じ年だとは思えないほど、なかなか良くできた人で、私は好きである。人生の半分以上を共にしてきたけれど、これからどんな風になっていくのか楽しみである。

で、彼と付き合った数年で私は人生について教えてもらった。
肩車をされているような気分だった。自分では到底、達することのできないところに手を届かせてくれた。そこまでの道標さえ与えてくれたと思う。しかもただ与えるだけではなくて、考える力をつけさせてくれた。

私は運が良い。人に恵まれている。

結婚とはなんなんだろうか。
付き合うとはなんなんだろうか。

そんなことがグルグルしながらも、
私は人に関わるのが好きだなと思いながら、
日々を過ごしている。


この週末は妙に暑かったので、「こんな日は涼しいホテルの部屋でセックスするに限るよな」と思いながら、終わりそうだ。
また性関連の話で書きたかったことが出てきたので、ぼちぼちまとめていきたい。

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