トランポリン、ずっとやっていて良い?
世界中のママに伝えたい! 心身のアウェアネスナビゲーターこつばんママです。
「ママのためのからだ塾」で出てきた質問の回答フォローを記事にしておりいます。
第一弾「室内は裸足が良い?」
第二弾「土踏まずはあればいいの?」
第三弾「少年野球と繰り返す捻挫のこと」
そして、第四弾「トランポリン、ずっとやっていて良い?」です。
3歳のお子さんがずっとトランポリンをやっているけれど、良いのでしょうか?
というシンプルな質問でした。
このときに「良いのか?悪いのか?」
その「良いか?悪いか?」の概念は、どこから来るのだろうか?と思ったりします。
「からだに悪いならやめる」
そんな発想で考える方が多いかもしれません。
その逆に「からだ良いからいっぱいやらせた方がいい」という発想もあるかもしれません。
しかし、ここで立ち止まって欲しいのは、
「なんでずっと飛んでいるんだろう?」
という所です。
3歳も、2歳に近い3歳と、4歳に近い3歳では、大きな差があります。
第一子と第二子以降の違い、男女差など・・・
一人のお子さんの特徴を知るために、色々とインタビューをしていきます。
その中で、もしね・・・
飛ぶことに「心地よさ」を感じる理由があるのであれば、それは、その「心地よさのために」飛んでいるってことなんですよね。
だったら、飛ばないで心地よさは得られないのかな?とか、なんで飛ぶのが心地よいんだろう?
そんな視点を持ってみてください。
浮遊する感覚は子どもは大好きです。(ブランコも浮遊感覚ですね。)
三半規管の成長にも使われる機能ですし、自分の位置を知るために飛ぶ、とも考えられます。
着地した時が心地よいから飛んでみる。
スリルと安定を行ったり来たりする感覚です。
これ、実は「交感神経と副交感神経のシーソー」みたいなものです。
(自律神経のお話は、ママのためのからだ塾のアルバム内でもお話ししています。詳細は、ママのためのからだ塾・動画セミナーの目次をご覧ください。)
この「感覚」を味わうために行っている遊びであれば、どんどんやりたくなるよね?
そして、トランポリンとカラダの機能を考えていくと、この浮遊する感覚の繰り返しで、横隔膜が刺激され、呼吸機能が向上します。
肋骨が緩みやすくなるので、トランポリンをやった後は、空気がたくさん入ってくる感覚が得られます。
そうなると、トランポリンをした後は、呼吸が楽になり、酸素も巡りやすいので、頭がスッキリすることも。
こんな感覚を得たくて、飛んでいる可能性もあります。
たくさんのヒトに会う、大人の都合で動かなくてはいけない、自分のペースを保てない、集団行動が嫌etc...いろんな事情で「過緊張」になり、カラダがこわばっているかもしれません。
トランポリンを行うことで、その過緊張がほぐれ、緩む感覚を知っていたとすると・・・?
その緊張緩和のために、飛んでいる可能性もあります。
トランポリンは、弾力面の反発力が強いので、
3歳だと飛べない場合もあります。
成長過程で、関節の吸収力が弱いと、トランポリンを飛ぶことができない場合もあるんです。
足指の曲げ伸ばしなど含め、足裏の知覚神経を刺激したり、骨盤•股関節の
機能を活性化することで、飛べるようになることもあります。
この質問の場合は「飛べない」という観点ではなかったので説明を省きますが、トランポリンを飛ぶ=床反力を吸収できる
とも言えます。
こちらの動画も参考にしてください。
もし、トランポリンをした後に、ふくらはぎが固くなっていたら?
股関節のマッサージをしてみてくださいね。
半力を股関節で吸収しきれなかった時はアウターマッスルが固まってくるので、それを緩めてあげることも大切です。
ある意味「負荷」にもなっていることがあるので、それは経過させてあげましょう。
股関節のマッサージはこんな感じで良いと思います。
もし、しっかり今の状態を知りたい!という場合には、足裏測定などご利用ください。
足裏測定は親子で実施しております。
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