琴月と冷光の時代 目次
第1章 帝劇『少女』音楽大会 [1918年]
第2章 作曲家への道 [琴月0-28歳 1891-1917年]
1_ハンディを力に代えて
2_東京音楽学校選科とは
3_分教場と教員たち
4_明治時代末の私立音楽学校
5_作曲研究会と山本正夫
第3章 青雲の志 [冷光0-20歳 1885-1905年]
1_3つの送別会
2_両親との死別と孤独
3_農学校時代、雑誌編集に関心
4_有難き親友たち
5_家庭問題と上京決断
6_東京苦学そして帰郷 久留島武彦のお伽倶楽部
第4章 新聞記者とお伽噺 [冷光20-23歳 1905-1908年]
1_井上江花との出会い
2_江花への敬慕と探検団
3_一年志願兵と黒壁山探検
4_記者1年目の懺悔 お伽倶楽部の再開
5_『立山案内』と墨汁吟社
6_富山日報への移籍
7_巌谷と久留島の来訪
8_破天荒なる出版
第5章 ひと夏の天界通信 [冷光23歳 1908年]
1_雲上の夏山臨時支局を企画
2_立山奉幣使に同行取材
3_淡白だった剱岳第2登取材
4_河東碧梧桐と石崎光瑤
5_室堂で演説会と音楽会
6_洋画家吉田博と立山3作品
7_長次郎とゆく黒部奥山廻りの道
8_大日岳・称名滝の探検
9_月明かりを頼りに下山強行
第6章 和洋楽と唱歌作曲[琴月22-26歳]
1_明治末年の音楽情勢
2_同期生と教師陣
3_晩翠・藤村の詩への作曲
4_山岡島子と筝曲合奏
5_和洋調和楽の音楽家たち
6_吉丸一昌と《木がくれの歌》
第7章 お伽倶楽部とこども欄 [冷光24歳 1910年]
1_皇太子行啓をめぐる取材合戦
2_記念お伽噺で面目躍如
3_新聞こども欄スタート
4_児童談話会でお伽噺
5_新年に飛躍を誓う
6_匹田主筆の辞職と猛獣狩中止
7_富山お伽倶楽部発足
8_お伽船参加と上京決断
第8章 児童文化運動の最前線(進行中)
8-1 雑誌『お伽倶楽部』の挫折
8-2 日本アルプス探検隊(前編)
8-3 日本アルプス探検隊(後編)
8-4 少年文学研究会
8-5 時事新報の『少年』
8-6 時事新報の『少女』(2024年7月予定)