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伊豆を愛する!コトウダ社長の1週間【ドットツリーの見学者案内~沼津・植松グループの石原さん~|コトウダ食堂 ~具だくさん味噌汁~|辻村深月著『この夏の星を見る』】

こんにちは!古藤田商店 広報室の町野です。

さっそくですが、週末に家族で過ごした狩野川の河川敷が、大人にとっても子どもにとっても、すごく面白い遊び場だったのレポートさせていただきます!


狩野川へ下りる場所はいくつもありますが、今回わたしたちが使ったのは、天神社の裏・桜堤公園の横手の階段。(マックスバリュ修善寺駅前店のちかくです。)階段を下りると、藪が刈られていて、小さな広場があります。

この河川敷には、子どもでも飛び越えられるくらい細い小川が何本か流れ込んでおり、水辺に棲む生き物の観察がたくさんできます。

狩野川


野生のクレソン


小川にそっと手を入れてみると、お日様の光に温められているからか、とっても温かい!水際には、せり出す屋根のように野生のクレソンがびっしり生えており、小さな生き物たちの住処になっていました。

地元の方にお話を聞くと、伊豆はわさび田や川沿いに野生のクレソンがよく生えているとのこと。わたくし町野、興味本位でクレソンの芽をちょっといただいて食べてみたのですが、さわやかな香りと程よい辛味がとっても美味しかったです。(野生のクレソンに興味のある方は、自己責任でご賞味ください(笑))


狩野川は今日も美しかった!


また、この日の小川にはカゴ型の罠も仕掛けられており、そっと中をのぞいてみるとモクズガニが、うじゃうじゃ!狩野川のモクズガニは有名ですが、まさかこんな身近にたくさん生息しているのかと息子たちと驚きました。


石を裏返して
生き物を探しているところ


枯れ葉や石の裏で
くらしているプラナリア


石をひっくり返してみると、プラナリアがちょこちょこ動いていたり、巻貝が動いた跡がびっしり残っていたりと、生き物の観察がすすむ、すすむ!遠くて写真は撮れませんでしたが、カワセミも見れました。

さまざまな生き物を観察し、狩野川の豊かさや面白さを感じられた一日となりました。


プラナリアは、再生能力が非常に高いことで有名な生物で、再生研究のモデル生物として世界中で研究されています。

頭を3等分の切り込みを入れると、3つの頭をもつプラナリアに再生したり、ある学者がメスのプラナリアを100等分に切ったところ、その全片が再生して、100を超えるプラナリアが再生したという話があったりするなど、その再生能力の高さは驚くべきものです。

さらに、プラナリアは、低水温・貧栄養的環境といった「きれいな水域」で限定的にくらす生き物であり、生息環境の影響を受けやすいので、プラナリアの生息域や変化をしらべることで、自然環境・水質の変化を知る手がかりになると言われています(指標動物)。



それでは、本日も、伊豆を愛し、伊豆に愛された男ことコトウダ社長の1週間【2024/01/24~01/30】をお届けします。



■1/25(木) ドットツリーの見学者案内 ~沼津・植松グループの石原さん~


この日、コトウダ社長はドットツリーの案内をしました。
見学に来てくださったのは、地震に強い金属屋根の製造や、建材資材を取り扱う商社などを展開している沼津・植松グループの石原さん。古藤田商店のHPを見て、「ドットツリーをぜひ見学したい」とのことでご連絡いただきました。

ドットツリーを案内していくなかで、
アネックス棟のデザインは静岡デザイン専門学校の学生によるものだと話したところ、なんと石原さんも静岡デザイン専門学校の卒業生だということが判明したり、インテリアの仕事への夢をカタチにするためにエステ業界から転職したという石原さんの想いをうかがったりと、石原さんと話が弾む楽しい時間を過ごしました。

コトウダ社長の娘さんとほぼ同じ年代の石原さん。そんな石原さんに良い刺激もらったコトウダ社長でした。



■1/26(金) コトウダ食堂 ~具だくさん味噌汁~

この日は東京に向かうため、朝3:30からコトウダ食堂を開店したコトウダ社長。

用事があるからと手を抜かず、なるべくルーティンを遂行するところ、尊敬します(*_*) コトウダ社長えらい!!


この日のコトウダ食堂のメニューは具だくさんのお味噌汁でした。

【材料】
コトウダ畑で採れたサトイモ、サツマイモ、ネギ、
菜の花、豚肉、酒、だし汁、伊豆みそ、酒粕(地元・万大醸造のもの)、昨日の味噌汁


【つくり方】
[1] サトイモ、サツマイモ、ネギ、菜の花を切る

[2] [1]を切った順に鍋に詰め込み、豚肉をのせて、酒で蒸す
[3] だし汁や、残り物の味噌汁などを入れる
[4] あくを取りながら適当に煮込む
[5] 仕上げに伊豆みそ、酒粕を溶かし入れる
 ー はい!できあがり! ー

具だくさんお味噌汁、とっても美味しそうですね!

以前、コトウダ社長からこのレシピを聞いていたので、私も酒粕入りのお味噌汁を試してみたのですが、
酒粕を入れることで、風味が増して美味しくなるし、手軽に栄養源をプラスできるしと、いいこと尽くしでした。

ぜひお試しください!!!



■1/27(土) 辻村深月著『この夏の星を見る』

この週末は、読書三昧で過ごしたコトウダ社長。辻村深月(つじむらみづき)著の『この夏の星を見る』を読み切りました。


この本は、茨城県の高校2年生、天文部で活動する女子学生が主人公のお話です。コロナ禍による休校や緊急事態宣言や部活動の制限など、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たちの姿が描かれています。


この本を読んだコトウダ社長の感想をご紹介します。

好きなことと、向いてること。得意なことや、苦手なこと。
好きだけど、仕事にはできない。続けたいけど、続けられない。

そんなギャップで苦しむときもある。
でも、『好き』は大事に、興味や好奇心は手放さず、大人になってほしい。



コロナ渦は、「できること」と「できないこと」を区別し、
選択肢を狭めるもの
だった。

人間の思考や心を置き去りにして、機械的にできることを選択することは、本当に正しいのだろうか?

「わたしたちの気持ちはどうなるの!?」
高校生たちが、そんな葛藤に苦しむことは必要だったのだろうか…
コロナがなかったら…コロナめ!と、つい思ってしまう。
 


でも、高校生たちに
「コロナによって私たちの時間やチャンスが失われた?」
とは思ってほしくない。その言葉は使いたくない。

「それでも」、「だからこそ」という言葉を使って
「できた」「つながった」「気が付いた」「感じたこともある」
と捉えて、乗り越える。


良かったのか悪かったのか、どっちがいいとか、
そんなのはどうでもいい。

私たちは、前を向いて、進まなければならない。


この本を読んで、
コロナ禍を経て、中高生の子どもたち、教師、親…など、
それぞれの想いや立場や価値観をあらためて考えたいと思いました。
 
いろんな感情がないまぜになって、心を揺さぶられる一冊です。
この本に出会えて良かったと思います。

コトウダ社長



以上がコトウダ社長の1週間でした。



この記事では、
■1/25(木) ドットツリーの見学者案内 ~沼津・植松グループの石原さん~
■1/26(金) コトウダ食堂 ~具だくさん味噌汁~
■1/27(土) 辻村深月著『この夏の星を見る』

の3つのトピックを取り上げて、ご紹介しました。



菜の花


狩野川の河川敷を歩いていると、あちこちで菜の花が生き生きと根を張っていました。すこしずつ春が近づいているのを感じます。

河川敷が黄色で彩られる日が楽しみですね。



では、また来週の『伊豆を愛する!コトウダ社長の1週間』でお会いしましょう。毎週金曜日に更新しています。お楽しみに!



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