自分にウソをついて生きていてもいいじゃない。
ネガティブな自分を変えたいとか、もっとキラキラしたいとか思うじゃないですか。
そして、ポジティブな人の言葉を読んだり、キラキラした人のマネをして頑張っちゃう。
でも、自分を変えるときは今の自分をまずは認めるというステップがないといくら人のマネをしても変わることができない。
自分を認めると言うのは、ネガティブになっても良いと言うことを受け入れることだ。
それを受け入れられない人というのは、優しい人が多い。
優しい人というのは、他人に迷惑をかけてはいけないという考え方が強い人だ。
自分はネガティブだ。それを人に見せてはいけない。嫌な気持ちにさせるかもしれないという気持ちに取りつかれてる。
大抵こういった考え方は幼少期に植え付けられたものが多い。
親などの近しい関係の人からネガティブなパワーを受け続けると、それを反面教師にするため、自分はそういうのを出さないぞと頑張ってしまう。
すると、ネガティブな考え方をしてしまう自分はダメだ。キラキラしないといけないと思ってしまうのだ。
だから、人の意見をうんうんと反論もせずに聞いてしまうし、我慢をたくさんしてしまって突然爆発する。
自分は短気だと思っているのに、他人からは温厚で怒らない人と評価される。
しかし、考えてほしいのだが怒らない人間もいないし、愚痴を言わない人間などいない。
考え方が極端で完璧すぎるのだ。
ではその極端で完璧というのを壊し、グレーゾーンを受け入れるのは、今の自分に「このままでいいんだ」という魔法の言葉を何度も何度もつぶやくしかない。
ネガティブになってもいい。キレてもいい。嫌われてもいい。
その自分を受け入れると、ネガティブでキレやすい自分を受け入れてくれる人が現れる。
そして、いつのまにか本来の自分で良きれるようになり、ネガティブな自分とかポジティブな自分とかキラキラとかがどうでもよくなる。
ただ息をしているだけで愛されるようになるのだ。
変わりたいから外を見るのではなく、変わらなくていいから中を見よう。
ずっと前から、本当の自分がサインを送っているのだから。