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歴史書の話

日本の正史であると認められている書物として、古事記・日本書紀は皆さんご存知だと思います。
古事記・日本書紀共に700年代に作成されたものであり、古事記は日本国内向け、日本書紀は対外向けに作成されたものであると云われています。
歴史は勝者の歴史ともいわれており、時の権力者等の支配層に都合の良いように編纂されており、その内容は必ずしも事実と一致しているとは限りません。ちなみに上記2つの書物を「記紀」といいます。
一方で世の中には正史とかけ離れている為、「偽書」とされている歴史書や書物にすると消されてしまうので口伝として伝わっている歴史が多々あります。
現代はインターネットの普及により情報が溢れています。
情報が比較的簡単に公開できる事や調べる事ができる為、こういった「偽書」認定された書物や口伝を知ることができるようになりました。

そういった口伝や書物ですが、「出雲口伝」「正統竹内文書」「宮下文書」「九鬼文書」等々まだまだありますがこういった書物・口伝を「古史古伝」といいます。
「古史古伝」は、正史といわれる「記紀」とは全く違う歴史観・史実に基づいて作成されているので、「記紀」を理解されている方からすると信じられない事が綴られています。
全てが間違っているという内容とは思えない事も多い為、非常に興味深くなっています。
私も全てをみておりませんので何とも言えませんが、調べていくうちに私なりの古代日本に関しての意見を持つことができました。
皆さんも機会がありましたら、一度調べてみてはいかがかと思います。
以降、こういった「記紀」や「古史古伝」に基づいてあくまでフィクションということで色々と書いていきたいと思います。

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