ドラマ『梨泰院クラス』への推し短歌
noteクリエイターフェスの企画に乗っかりまして、「推し短歌」を投稿します!
私の「推し」は韓国ドラマ『梨泰院クラス』。
2020年にNetflixで配信されるや否や話題を呼んだ大ヒットドラマです。
主人公の不屈の男パク・セロイは、私のヒーロー。
辛い時や歯ぎしりするほど悔しいことがあると、梨泰院クラスを観返しては、
「この程度のこと、パク・セロイに比べればどうってことない」
「私だってまだまだ闘える」
と自分を鼓舞しています。
…ということで、パク・セロイに捧げる歌、一首目です。
苦い夜はあなたに会いにタンバムへ 自分に嘘は吐かぬと誓う
第3話では、パク・セロイが社長を務める居酒屋「タンバム(意味は「甘い夜」)」が理不尽な理由で営業停止に。
そこに、セロイが復讐を誓った相手チャン・グンウォンが現れ、営業停止が取り消しになるように警察に口利きをしてやると持ちかけます。
しかしセロイは、きっぱりとこれを拒否。
本作のヒロインであるイソが「プライドにこだわるなんてくだらない。1回ぐらいいいじゃない」と非難すると、セロイは声を荒げます。
1回だけ…。
そう思って自分に嘘を吐くことを繰り返していくと、いつしか自分の性根が変わってしまう。
だから、歯を食いしばって闘わなければならない日もあるんですよね。
なので私は、理不尽さを噛みしめる苦い夜や、「一瞬の楽」が欲しくなった時は、第3話のこのシーンを観返します。
続いて二首目です。
悔しさを噛みしめる度独りごつ 私の価値をお前が決めるな
韓国の飲食業界のトップを目指すセロイと、大切な仲間の一人スングォンが出会ったのは、二人が共に服役していた頃。
理不尽極まりない経緯があって懲役刑となったセロイは、出所後の復讐に備えて、本を読み知識を蓄えています。
同房のスングォンに、「貧乏人の前科者が本なんか読んでも無意味だ」と絡まれると、セロイはこう答えるのです。
この投稿を読んでくださった方で、『梨泰院クラス』未視聴の方がいらっしゃったら、是非とも、まずは第1話だけでもご覧になってみてください。
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