こちら、毎月のことで。
以前、Twitterのアカウントで積極的に生理のことを発信しようとしてみたことがある。
ジェンダーのことに関心があるし、自分の生理やPMSが毎月耐えられないほどだったので、どうしたものかと発信してみた。私にできることはいつだって、書くことだから。共有することで、女性の当たり前の辛さについて、からかわれたりすることなく、当たり前に語れる世の中がくるといいと思っている。
今日が丁度PMS真っ最中で、つらくて仕方ないので、この気持ちを正直につづろうと思う。
まず、自分が今PMSの時期だとわかって苛つくことができている女の子は、どれくらいいるのだろうかと思う。
今は女子の味方「ルナルナアプリ」があるので、自分の生理周期も管理しやすく、より分かりやすくなってきている。けれど、あまり自分の生理に気をつけて管理していない場合や健康状態によって、生理周期は乱れがあるし、予測できない人もいるかもしれない。
そもそも、全然PMSや生理痛がないといった人もいる。
これらは、本当に人それぞれ違う問題なのだ。
生理の一週間前、ルナルナから通知がくる。
「予定の7日前になりました。そろそろ準備しておきましょう。」
これが、これからはじまる戦いの予告だ。
このころから、人によってはだんだんと起きてくる不安症状や、苛つき。
私の場合は、まず肌荒れからはじまる。今もこめかみに大きなニキビさんができていて、朝鏡をみるだけで泣ける。
胸が張ったりするので、触ると痛みがある。
なんだか気持ちがぱんぱんに膨れていて、どこにいても居心地が悪い。
いつもは我慢できる事柄にどうしようもない苛々を覚える。嫌いな人の名前をみただけで発狂しそうになったり。
私は音に敏感になったりもする。工事の音や、がしゃんがしゃんと耳元で大きな音をだされると、非常につらい。
こうなると、なにもかもうまくいかない、、、と悲劇的になる。身近な人に当たってしまったりもする。特に男性陣には被害がしばしばあると思う。
同じ経験を共有している女性は許せるけれど、「男性にはどうせわかってもらえない」という考えが根底にあるので(わからなくて当たり前なのだが)、能天気にいつもどおりのテンションで茶々を入れてくる男性には特にイライラしたりする。すまん。
そして「ほっといて!一人にしていてほしい!」と自分で言ったくせに、どうしようもない孤独感でひとり枕を濡らすのです。ほどほどに構っていただけると嬉しいです、、、無理か。
そんなこんなで、今にも割れそうなほど、大きくなった風船を抱えながら、仕事したり家事をするわけである。つらい。
そうして待ちに待った?生理期間がはじまる。ここに来ると張っていた風船が一気に萎んで、安心。かと思いきや大量出血である。
お腹の中の皮が血液とともに剥がれ落ち、鈍く重い痛みと共に生きる。悲しい。とにかく貼るカイロで温めて、暖かい飲み物(カフェインレス!!!)を飲んで、鉄分補給グミを食べて、痛み止めを飲んでやり過ごす。
血行が悪いからか、頭痛がひどい人もいると思う。でかい鉄のかたまりをお腹と腰にいつも持っている感じ。生理はだいたいの場合2日目が一番ひどい。ここを抜ければ段々と快報に向かう。生理の長さも周期と同じで、人それぞれ違う。
そして生理が終わったら、もう安心である。お肌もうるうる、ご機嫌だし、ダイエットにも効果がある時期にやってくる。ありがたや。
そういうわけで、こういう日常を我々は過ごしています。予定なんかを立てるときも、生理周期を気にしながらこの時期は、こういう体調だろうなと予想しながら立てると良いですよ。
どうしても、生理がひどい場合、PMSがひどい場合は、子宮などに問題が発生している場合もあるので、おはやめに婦人科を受診することをお勧めします。
海外では、ピルを使って自分の生理のペースを管理するのも当たり前になっているそうで、薬局で買えるんだとか!出産も無痛分娩が主流だと聞くし、日本はもしかしなくても、結構遅れていることは間違いなさそうです。良し悪しではなくてね。
新しい情報を取り入れつつ、女も男も生理やPMSの話を柔軟に、真面目に、愛をもってできたらいいですね。
読んでくれた皆様、ありがとう。書いたことで少し落ち着きました。
エチカ