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いつでも、流れている「現実」の世界:13
(続き:手術入院体験から気がつけたこと12個の、3個目です。)
③「心の平穏」を、取り戻せば
”全自動の法則” が、働くということ。
(私はお気楽なまま、出来事や情報がやってくる。
シンクロニシティ:宇宙の流れに入る。)
昭和に生きてきた私たち
団塊ジュニア世代(ミドルエイジ)が、
わかっているけど
なかなか「やめられない」こと。
頑張って、なんとかしようという努力。
頑張って、頑張って。
これで夢を叶えた人たちも
確かに、ある程度、いるけど。
どうやら、
その他の人たちにとっては
これが「頑張ってるのに」という
劣等感、無力感、体調不良・・・。
((^^)まさに、私自身なんだけど。)
努力してなさそうで、
何にも考えていなさそうな人が
上手くいっていると、
なんでか、ひどく腹が立つ。
実は「我慢してることを、
周りの人がやってると、人は腹を立てる。」
そんな状況から抜けられないなら、
一度、試して欲しい。
少なくとも、令和の世代
今の若手の方が、『全自動』は得意なのかもしれない。
この頃は、
山納銀之助さんのお話で
ご存知な方も、多くいらしゃるかなと思う。
この、全自動の法則は
宇宙の仕組みを知っている人が、使っているんだと。
私は、これに
入院期間を経て、気がついた。
なんで、こんなにも努力しているのに・・・!
パニックに陥った夜の、
その日中に散々なことが起きていた。
手術が終わったすぐ、翌日のこと。
慣れない車椅子で、
腕の筋力も無く、移動もできない。
それでも、
もしこのまま車椅子生活だったら
今から慣れておかないと!
7時間も努力し続けて、
不安と共に、疲れ切ったことも
その後の「悲惨な状況も」
(↑ここは流石に、noteにも書けない・・・。)
夕方に両足は
しっかり太ももまで浮腫んでいた。
夜は、
ぐったりベッドに崩れ落ちたけど。
自力では身体が
動かせないこともあって。
パニックを起こした深夜には
夜中だというのに妹宛に
上手く文字入力ができない
「おかしな内容のLINE」を数回送信していた。
「助けて!」ではなく
なんとか、私の異常を伝える方法がないか?と。
ナースコールのボタンも、
身体が思うように動かないから、届かない。
喉が渇きすぎて、声も出ない。
暗闇の中
照明のスイッチが手に届いて
ON・OFFを繰り返してみたり
TVのリモコンを見つけて
音量を大きくして
誰かが、気がついてくれないか?
試してみたり。
足の感覚も無いし、
お腹は、開腹手術直後。
腕の筋肉もないから
動きを間違えれば、頭を打つか
お腹も、守りきれない。
1度目のナースの巡回で、
一旦状態を起こしてもらった。
のど飴を舐めて、お水を飲んで
落ち着いた、かと思えば。
また、動くことができない状況に。
明け方の2度目の巡回で、
やっとの思いで「助けて!」のうめき声を出して
まともな姿勢に
寝かせてもらうことができた。
翌日の冷静な、夕方に。
「なぜ?そんなパニックを起こしたのか?」
個室のベット上で、
「動かなければ」
命に危険なことは、何もないはず。
手術の翌日から
異なる部屋の個室へ移動して
荷物も、確認できていない。
部屋のことも、わかっていない。
身体が動かせない。
誰も気がついてくれない。
声も出ない。
かなり必死な状況で
手元に見つかったスマホでLINEするしか
方法が無いと思っていた。
「このままでは、誰にも気が付かれず死んでしまう。」
そのくらいに「必死」な、状況。
こんな切羽詰まった恐怖体験も、
初めての入院ならでは・・・・?
ついに、
「私が」おかしくなってしまったのか?
いや、入院先の病院が
こんな環境じゃ、だめでしょ、と今なら思う。
健康な人なら、ともかく。
筋力がなくなって
手術をして、自力では動けない。
入院も不慣れで
付き添いの家族もいない。
流石に、その日から
『病院脱出計画』を
頭の中に、展開し始めた。
(いつでも抜け出せるよう
荷物はひとつのカバンにまとめていた。)
孤独で、周りは「敵だらけ」
そういう心境に陥っていた。
さて。
パニックになったことを、
ちゃんと翌日、主治医にも話せたし
苦しさのあまり
薬剤師の若手スタッフに
泣きながら苦しさの経緯を
訴えてみた。
それで、なんとか落ち着けた。
でも、その後も3回は
『我慢の限界』を、経験した入院生活。
最後には「エスケープ」を
ちゃんと自分に許すこともできたし
我慢しなきゃ、の思い込みを
改めることも、できた。
怒りの感情は
脱出計画実行でも、なんでもいいから
「エネルギーとして」
動かさなきゃ、だめだとも気が付く。
そして。
これで、大丈夫だと
退院を予測し始めた頃に
再び、手術することに。
この経緯も、
”一般人には” 「怖いこと」なので
noteには記載しないでおきたい。
(医療機関に勤務していたら
さほど、大きなことじゃないらしい。)
2度、死んだことに、しておこう。
そう思った頃に
やっと、抵抗しない
「観察力」が増してきた。
手術が終わってしまうと、
あとはほとんど
日々の回診、リハビリと
空き時間のシャワーくらいで
3度の食事も提供されて
何をするわけでもない。
『私は、ここに何をしに来た?』
病気の原因は、取り除かれて
あとは退院まで
「回復のみ」なのに
少しも、安心できない。
そして相変わらず、眠れない。
そんなことを問いかけるようになって、
ある時、ふと気が付く。
悲観してても、不満を持っていても
怒りを持っていても
退院までは、
ここにいるしかない。
苦しんでいるのは「私」でしかない。
手術の患部じゃなくて
苦痛は「気持ち」の方にある。
まずは、心を落ち着けてみよう。
眠れなくても、
働くわけじゃないから
睡眠不足も、気になるものじゃない。
術後食が3度用意されて
”食べることができる幸せ”も
何ヶ月ぶり、なんだろう。
そんな「隙間」の落ち着きを
だんだん広げていくようにして
もどかしさ、焦り、怒り、不安・・・。
とにかく「居心地悪い」時には
呼吸を整えるようにしてみた。
お腹を手術していて
しばらくは胸式呼吸。
警戒心もあって
呼吸は短く、浅かった。
どうせ、動けない。
時間は、たっぷりある。
退院も、いつになるかわからない。
『なぜ、私はここで不快なのか?』
大体、相手(病院側)のせいだという
左脳さん。
でも、それもキリがないリストになる。
できる限り、腹式呼吸になるように
目を閉じて、ゆっくりひと呼吸。
『頼っていい。』
『助けて貰えばいい。』
『長く待っても、構わない。』
『担当は誰でもいい、人が来てくれたらお願いする。』
『苦しくなったら、吐き出してしまう。話を聞いてもらう。』
そんなことを、してみたら
私が、心地よくなってきた。
それと同時に「タイミングが合う」
「情報がやってくる」
「関心事が、TVで特集される」
だんだんと、
個室の私じゃなく「病棟の全体」という
宇宙空間へ意識が移行していく。
窓から外を眺めれば
大きな木々とも同調する。
閃くことが、度々起きてくる。
私は、何も頑張らない。
自力でなんとかしようとしない。
人が動いてくれることに
一つ一つ、感謝していくだけ。
そうか。
私は入院患者で、動けない現状だった。
なるべく、人に動いてもらおう。
そんなことをしてみたら、
『全自動』の宇宙の動きを思い出した。
シンクロニシティ、共時性。
『私だけのこと』に集中すると
固まり過ぎて
周りが見えなくなるけど
そもそも、宇宙の中に
みんなと一緒に存在している。
森や山の中だけじゃなくて。
全自動の法則は、
病院内でも、同じく起きること。
もしかしたら
「リラックス」を知らない場合
この「心を平穏に保つ」ことが
わからないかもしれない。
そんな時には、
「お茶を飲んで、ゆっくりする。」
「お風呂で温まる、くつろぐ。」
美味しいものを頬張って
美味しい幸せを感じる。
犬や猫、小鳥が好きなら
彼らに触れてみる、動画や写真を見る。
こういう、一つ一つのシーンで
「私」の安心感を、再認識するのがいい。
また、緊張や不安に戻っても
ただ繰り返していくことで
「体感」が増えていく。
心の平穏時に、
周りの状況を観察しておくことも、お勧めしたい。
おそらく、
どんな街中でも、環境でも
全自動の法則で、動いている。
緊張や抵抗感が強い
疑いや不安が強い時には
そもそも全自動なのに、
自分で自分を固めて
その流れに気がつけないだけ。
何も考えてなさそうな人が
なんでか上手くいっていて
頑張っているのに、
なんで私は、上手くいかないんだろう?
この8年ほど
その疑問があったものだけど
この度の入院体験で
ようやくその背景を知ることができた。
頑張らないように、は
してきたつもりだったけど
まだまだ、
私は頑張っていて
我慢すれば、
なんとかなると思い続けていた。
おかげさまで
退院して3ヶ月。
何が「正しい」とかじゃなく
「私が心地よいのか?」
「幸せを感じることなのか?」
今、ここで
どんな気持ちでいるのか?
それに気をつけていれば
大抵のことは
思うままに、進んでいくとわかった。
大きなことじゃなくていい。
願うことは「今日のおやつ」
くらいの小さな幸せでいい。
希望があれば、
私を居心地良くしておくと
望みも、叶う。
全自動の法則に、乗っている。
繰り返し、試してみる。
不機嫌な時と、ご機嫌な時に
何が起きているのか?
どうご機嫌にすれば、いいのか?
『私の幸せ』は、私にしかわからない。
この身体と、心と、経験と
唯一の個体として
生まれたからこそ、私にしかわからない。
大好きなこと、好きなもの
幸せを感じることがわかったら
それを声にして、
周りに伝えておくことも、有効。
お腹を手術したからこそ、
気がつけたこと。
お腹で呼吸すると、緩む。
眠れる時は、腹式呼吸をしている。
深呼吸を、まだ知らない人も
いるかもしれない。
ゆっくり深く、息を吐く、
自動的に吸う。
ちょうどそれは
海の波の動きと、同じ。
昭和の世代に生きてきて
急ぎ過ぎて「ゆっくり」できなくなったら
海の波の音と一緒に
深呼吸をしてみるのも、いい。
全自動の法則に
私も入っていたんだ、と
「思い出す」ことができる❤️