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夜更けにぴったりレトロで大人なデザート「赤ブドウ酒のゼリー」を作ってみた

今宵の妄想乙女喫茶でお出しする特別メニューは夜更けにぴったり、レトロで大人なデザート「赤ブドウ酒のゼリー」です。
昭和のレシピ本の冷たいお菓子のページをみると高確率で載っているワインゼリー。
皆さんは食べたことありますか?
地域によっては給食ででたりもしていたのでしょうか?(ワインゼリーで検索すると”ワインゼリー 給食”という検索ワードがあがってきました。山形県?の給食メニューなんでしょうか??)
で、給食にでていたものはもちろんアルコール0%のワインゼリーだと思うんですが、レシピ本を見るとどれもゼラチンを溶かした砂糖水にそのままのワインをドボドボと固めただけっぽいんですよね。
アルコールそのまま!
本気で大人のデザートです。

で、私コトリはというとですね、びっくりするくらいお酒に弱いです。
あんまり強くはないなとは常々思っていたんですが、昔働いていた大学で保健センターの職員さんが何かのイベントでアルコールを飲める体質かどうかが15分でわかる!といういわゆるアルコールパッチテストを無料で行っていた時ちょうど人もいなくてお昼休みだったので同僚の人と何人かでやってみたんです。
そしたら「私はすぐ頭痛くなるからきっと真っ赤になるわ~」といっていた先輩はなんともならなくて、5人くらいで受けたんですが私だけ15分後にびっくりするくらい赤くなってあまりの赤さに皆に心配されるという忘れられない思い出があって。
このテストで体質的に飲めない人だというのが確定したのでそれ以来お酒は1杯までと決めて飲むようにしているのです。
私はアルコールに弱い、というどうでもいい話が長くなりましたが、そんな感じなのでワインゼリーは興味がありつつもこんなアルコールそのもののゼリー食べれないんじゃ・・・と思って作らずにきたんですよね。
でもこんなにどの本にも載ってるってことはきっとおいしく、そして人気のゼリーだったに違いないということで今回作ってみました!


レシピはこちらの「パンとお菓子の本」昭和51年発行の本から。


何ページかにわたって冷菓が紹介されている


今回はこの赤ブドウ酒のゼリーを作ります🍇

ゼリーのページがなんともレトロで素敵です。
ワインをぶどう酒っていうのもすごくいいですよね!
私の中でぶどう酒って少年少女世界の名作文学の中の飲み物のイメージ。
病弱な母親とかの為にお金持ちのお家にもらいにいくっていう・・・←伝わる方いらっしゃいますかね??


材料はシンプル。
今回はワインが大分甘口なので砂糖は入れない。

今宵のデザート、材料はシンプル。
作り方もシンプル。
ワインはこれまた懐かしの赤玉ワインを買ってきました。
赤玉ワインはビンのデザインも可愛くて好きです。
で、ここでワインのアルコール度数にひよってしまった私。
グラグラ沸かしてやっぱりアルコールを飛ばそうと赤玉ワインを火にかけて器を探して戻ってきたら鍋の中の赤玉ワインからフランベみたく炎が出てました・・・。
ワインって強火にかけたらこんなんになるんですね!
めっちゃくちゃ怖かった!!(泣)

炎を鍋から出してしまうというハプニングはあったものの基本的に作り方はゼラチンを溶かしてレモン汁を加えるだけなので簡単。


レトロな赤ブドウ酒のゼリー2種

グラスに流して固まったら本に載っていた通りにクリームをもりもりと絞って出来上がりです。
シンプルにレモンの輪切りをのせただけのものもご用意しました。
個人的にはこちらの方がすっきりと食べれて好きでした。
アルコールを飛ばしているので本来のものとは違う味わいに仕上がっているかもしれませんが老若男女に楽しんでいただける、でもワインの風味は残っているので大人気分も味わえるデザートになっております。


おすすめのレモンスライスのせ🍋

どうぞごゆっくりお召し上がりくださいね。
今宵もご来店ありがとうございました。

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