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いよいよ受験

私立入試が始まるまで残り一ヶ月。

私は夏休みからたくさんではないけれどいろいろな高校を見てきた。
支援体制がしっかりしていて障がいのある生徒の受け入れがある学校。
偏差値的に受けられる学校から全く支援が得られないであろう学校まで見学や個別相談を受けてきた。
けれど私はひとつ全く見ていない学校があった。

それは通信制高校だった。

学校の先生からは何度何度も勧められてはきたけれど、私自身通信制高校に行く気がなかったからずっと断り続けてきた。(通信制に通っている方で気分を害されたらごめんなさい。)
けど私の知らないところで先生と両親で話は進んでいてたらしく家のポストに何校もの通信制高校の生徒募集要項が届いていた。
私自身それを見たのは一回程度で机の奥底に押し込んでいる日々だった。

なんでそこまで通信制高校に行きたくないのか自分でも考えてみたこともあった。

けれどいつもわからなくて謎が深まるばかりだった。

先日、公立高校への自己推薦書を書いているときに

その謎がついに解き明かされたのだった。

私は中学生になってから場面緘黙症の症状が出現して行き、今では先生が付き添わないとまともに歩くことさえできないのが現実だ。

けど、その現実は中学校に入学するとき思いついていただろうか。

私が思い描いていた理想は、部活や委員会の委員長や行事の実行委員を務めながら公立高校に進学するのが理想だった。
けどその理想は中2の時にあっという間に壊されてしまい、動くことができないので内申点がどんどん下がり高校の応募資格をギリギリ満たしているレベルだった。
もちろん審査対象になってはしまっているけど、まだ応募資格を満たしているのだ。
私の中では

公立・私立共に応募資格がある=全日制高校に行けるかもしれない。

と思っていたのだ。

応募資格がなくなったときに、通信制のことを考えればいいと心の中で思っていたから
先生が話していても納得ができなかったのだろう。

自分の気持ちがわかったのなら後は頑張るのみ!

夢の全日制高校に合格できるように頑張らなければと思った出来事だった。

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