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高校入試報告会 私立編①

先日すべての高校入試が終わり、受験勉強に幕を閉じました。
私にとっては2度目の受験。(中学入試を経験済み)
自分にとっては悔いの残らないように精一杯頑張ったと思います。
私の志願高校は第一志望が公立高校。第二・三志望が私立高校となりました。
今回は私立高校の受験について書きたいと思います。

1番最初に受けたのは私立女子高校だった。
この学校は学校説明会の時から

障害等がある生徒を今まで受け入れたことがない。

と言い張っていて障害児受け入れが無いんだなぁと思ったのを覚えています。
特別配慮の申請をしたときも、問題用紙の拡大はしない。と言われていたので、本当に受けるのかどうか学校の先生や塾の先生とものすっごい話し合った。
その結果、

ダメ元で受けてみよう。

という結論になった。
けど、矯正視力ですら0.01の私には普通の問題用紙なんて見える訳なかった。
拡大鏡にだって限度があるけど、文字の輪郭から読み取るといった至難の業を使う果てになってしまった。
英語の長文はほとんど読めない。数学の図形問題は皆無。
だから学力考査はかなり自信がなかった。

そこに追い討ちをかけるかのようにやってきた面接試験。
面接試験は障害のことばっか聞かれた。

目が見えにくいけど体育の単位はどうするのか。

月に一度ある大学病院の受診日の分の単位はどうするのか。

そんなことばっかり聞かれて答えられるはずの質問も答えられなくなって目から涙が溢れそうだった。

こんなにも世の中は障害児に厳しいんだ。

そう思った。

もう絶対に確実に不合格だ。

そう確信していた。

偏差値から見たら私の偏差値より15以上低くて90%受かるって言われたけど、

結果はやはり不合格だった。

塾の先生はやっぱりね。みたいな表情だったけどすっごい悔しそうだった。
帰り際に先生がこう言ってた。

千秋ちゃんを見てるとどうしてこの子がこんな目に遭わないといけないのって思う。
ちょっと他の人と違うところがあるけどいいところはその悪い部分を消すほどたくさんあるって私は思うんだよね。

先生がそう言ってくれたのはすごく嬉しかったけど、結果を残せなくてごめんなさいって思った。

もう2度と先生の悲しむ顔なんて見たくない。

だから残りの二校絶対に合格してやると思った出来事だった。





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