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おねぎとおいものミルクスープ

数日、わたわたと過ごしていたら先日いただいた野菜がちょっとしなびてきてしまった。
たまねぎとにんにくはまだ大丈夫そう。
さつまいも、男爵芋、長葱を確認したらSOSを発していた。

野菜達、ごめんよ〜

食材をダメにしてしまうのは強い罪悪感。

野菜そのものにも、生産者さんや他関わった人達に申し訳ない。
そして『野菜を駄目にしてしまうようなだらしない自分』に落ち込む。

野菜が不穏な空気を漂わせ始めたことに気づくと焦る。傷み具合を確認してあわあわする。
そして、どうにかしなければ!
と鍋にぶちこんでしまう。

私の作る料理はレシピなんてたいそうなものはないけど、雑な割に美味しいと思う。

最初にみじん切りのにんにくをオリーブオイルで炒める。そこに玉ねぎ。
弱火で炒めつつ、さつまいもとじゃがいもを一口大に切り鍋に投入。
先の方が黄色くなり始めた長葱も追加して水、コンソメで煮る。塩で味を整える。
2種のおねぎとおいものスープ。

そのままでも美味しかったがさらに牛乳を足した。野菜のスープにミルクのコクとまろやかさが優しい。
さつまいもがほろほろ崩れて甘味があるのでブラックペッパーをゴリっと挽く。

冷えた体にうれしい2杯目。

あとを引く美味しさで3杯目をいただく。
潰してみじん切りにしたにんにくも程よい主張。たっぷりの野菜。体があたたかくなってくる。

スープや煮込みが大好きなのは雑でもだいたい美味しいから。
味の調整もしやすくて野菜ももりもり食べれる。
ソーセージやベーコンを足しても良いよね。

ここ数日は朝晩の冷えで足先が冷たく感じる。
10月ももうすぐ終わる。
ぼんやり考えてたら5杯目をよそっていた。

罪悪感から作る野菜のスープはつい食べ過ぎてしまう。
でもヘルシーな気がする!
と罪悪感は感じないのがよいところ。

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