魔女の特製スープ
ベジブロスを知ったのは去年だろうか。
あまりテレビを見ないので世の中の情報をネット経由で入手して生活してる。昔は料理本や雑誌も買っていたが最近は気になるレシピはスマホで確認してる。
頻繁に『にんにく 冷凍』『スパイス カレー』『ゆでたまご アチャール』なんてふと思いついた食材やレシピを見てるので私宛のオススメもそういう関係が増えてくる。
捨てるような野菜の皮やくずからおいしいスープが取れることもスマホがオススメしてくれた。アイフォーンが『お前こういうの好きだろぉ?』と教えてくれるので大変ありがたい。
ベジブロス、やってみたらとても簡単ですぐお気に入りに追加した。そしてもし、なんとなく名前は知っとる…けどさ、な人にはオススメしたい。
詳細はベジブロスで検索すると丁寧なウェブサイトが沢山あるのでそちらを参考にして欲しい。私は説明が下手なのでお役に立てない。
今夜もベジブロスを仕込んだ。野菜は、玉ねぎ・ニンニクの皮、枝豆の殻、えのきの石づき周り。もともと煮込みやスープが大好き、雑だけどめんどくさいことが大好きな自分とベジブロスは相性が良いようだ。
弱火で野菜の皮やくずを煮ていると(ひーひっひ…明日は魔女の特製スープだよぉ…)と謎のひとり芝居をしてしまう。普段ごみとして捨てる部分を煮てるので変なテンションになりがちだ。
(あたし、継母にいじめられててごはんもクズ野菜しかもらえないの…みんなはごちそうを食べてるんだろうな…)という悲しい遊びもできる。
そんなことを考えてるうちに黄金色のスープが完成するので仕込むのがとても楽しい。
今回のベジブロス、お買い得だった手羽元と玉ねぎとえのき、にんにくと仲良くスープになる。味付けはシンプルに塩胡椒。冷えた体が温まると心もぽわんと心地よい。
野菜を買ったら皮やくずを洗って軽く水気を取って袋にまとめて冷凍してる。それである程度溜まったらベジブロスを仕込むとらくちん。
知らずに野菜くずを捨ててた自分に会いに行けるなら…
くず野菜で美味しいスープを仕込んで最高の魔女の気分を味わえる、と教えてあげたい。
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