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6. King Gnu - Sorrows(悲しみとセラピー)

自分でも驚くほどNoteの更新が進んでいます(笑)私にとってNoteに自分の気持ちを綴ることは一種のセラピー効果があるみたいで、色々考え過ぎてしまって何もやる気が起きない時にも、Noteでオススメの曲を紹介した後はなんだか自分の気持ちがスッキリして、日常生活をなんとか送っています。

今回ご紹介する曲は、King Gneの「Sorrows」です。(「Sorrows」の意味は直訳すると、「悲しみ」です。かつこの「Sorrow」には複数形の「s」が付いているので、悲しみは複数あることを示しています。)

King Gnuの「Sorrows」が聴けるリンクはこちら↓
※公式ミュージックビデオが無かった為、Apple Musicのリンクです。



私はいつか絶対にKing GnuのLIVEを観に行こうと思っています。この曲の面白いところは、「悲しみ」について歌っているのにも関わらず、激しくて強気な曲調であるところです。「悲しみに暮れる」という言葉がありますが、「悲しみ」の曲はどちらかというとテンションが下がるような、暗い曲調の曲が多いのですが、この曲はどちらかというとテンション上げ上げで、激しいロックな感じの曲調です。

なぜ「悲しみ」の曲なのにも関わらず、テンション上げ上げで激しいロックな曲調なのか、それはこの曲の歌詞を読むとわかります。「優しい嘘をついてくれよ 現実は残酷だもの 酔いどれ踊れ 全てを忘れるまで 強がり笑うだけ」という最初のフレーズを読んで私は、「ああ、この『Sorrows』という曲の妙に強気な曲調は、現実の悲しみに抗う彼らなりの『強がり』を示しているのかもしれないなあ」と思いました。

あと、私はこの「優しい嘘」というものに、「化粧」も含まれているのではないかと思いました(笑)コロナ禍が始まってステイホームをよくするようになってから、私はYouTubeのメイク動画をよく見るようになったのですが、いざ自分がメイク動画を参考にメイクを頑張ろうとする度に、これは「偽りの顔」ではないかと変な罪悪感を感じることに気が付きました(笑)

自分の本来の顔にないはずの艶や、血色や、陰影や、煌めきや、色や、線を追加して自分の顔を創り、相手を魅了しようとすることは、まるで嘘を付いているような変な気分になる時があります。とはいえ、このKing Gnuの歌詞に習うならば、「残酷な現実」を和らげる為の「優しい嘘」は許されるそうなので、化粧という「優しい嘘」くらいは、むしろ相手を喜ばせるものなのかもしれませんね。

そして、私がこの曲の中で1番好きなフレーズは、歌詞の最後の「この胸の悲しみと 共に生きてゆくよ」という部分です。思えば私は物心付いた時から、よくわからない「悲しみ」という感情を抱えていたような気がします。両親が不仲だったせいでしょうか。私は物心が付いた時からなぜか常になんとなく悲しくて、その悲しみを音楽で癒やしていたような気がします。でも、おそらく私は、この歌詞のように「この胸の悲しみと 共に生きてゆく」のでしょう。悲しみを癒やすには、ある程度の時間がかかりますから。

P.S. コロナ禍で様々なアーティストが苦境に陥っていますので、ファンの方は可能な限り月額音楽サービスで曲を聴いたり、曲自体を買ったり、グッズを買ったりしてぜひアーティストの活動をサポートしましょう!!

※こちらが月額音楽サービスSpotify(無料プランあり)のURLです♪
https://open.spotify.com/search/sorrows%20king%20gnu

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