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46. Enya - May It Be(癒しと祈り)

まだまだ私は傷ついているんだな•••と思うことが最近ありました。最近、昔の自分の辛い経験を友人に何気なく話していたところ、なぜか涙が出てきました。もうとっくに立ち直っていたと思ったのに。あの私の心の傷は意外と深かったようで、時折まだまだ傷は癒えていないんだと思わせられます。

また、そこまで傷は深くなくても、生きていると精神がすり減るようなことが多々ありますよね。コロナ禍もその要因の1つですし、周囲の人間関係や、自分や家族の健康問題や、様々な将来の不安や、悲しいニュース等が、私達の心に日々細かい傷をたくさん付けているような気がします。

ということで、今回は私が「癒された曲」をご紹介したいと思います!基本的に全ての音楽は癒しの効果があると思うのですが、このエッセイは「今の私の気持ち」がテーマでもあるので、独断と偏見も入りつつ(笑)今の私が癒された曲をご紹介をしたいと思います。アーティストは前回に引き続きEnyaです♪

この「May It Be」という曲は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」で使用された曲でもあり、「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公達を励ますような言葉で、祈りの言葉に近い内容の歌詞です。

"May it be an evening star Shines down upon you
May it be when darkness falls Your heart will be true"

「願わくは夜空の星が あなたの上で輝きますように 願わくは闇に包まれた時でも あなたの心が真実でありますように」

昔は「祈って何になる?」と捻くれた私は思っていたのですが、「祈りの言葉や行動」は、人々を癒す力があると思います。年末によく言う「よいお年を」という言葉は、来年が良い年になるかどうかはわからないけれど、相手が良い年を迎えることを祈るささやかな気持ちが込められていて、毎年この言葉を聞く度にちょっと癒されます。

また、私が好きな英語の表現に、"I wish you the best."という言葉があるのですが、この言葉を直訳すると「あなたにとってベストな状況を祈っています」という意味になります。手紙やメール等でよく使われる表現なのですが、相手の幸せを祈る素敵な言葉だなあとよく思います。

そして、この言葉はその人自身のベストな状況に、選択の余地があるところも好きですね。もし私が誰からから「結婚できるように祈っています」とか、「もっと給料が上がるように祈っています」と言われたら、「余計なお世話だよ」とちょっとイラっとするかもしれませんが(笑)、「あなたにとってベストな状況を祈っています」という言葉は、その人の人生や幸せをリスペクトするような敬意が感じられます。

それでは皆様、人生色々ありますが愛を込めて。
"I wish you the best."


P.S. コロナ禍で様々なアーティストが苦境に陥っていますので、まだ余裕があるファンの方はできる範囲内で月額音楽サービスで曲を聴いたり、曲自体を買ったり、グッズを買ったりしてぜひぜひアーティストの活動をサポートしましょう☆

※Apple Musicは楽曲が配信されるたびに0.01ドル(約1円)をアーティストに支払うことにしたそうですので、私はApple Musicにて曲を聴くことにしました♪


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