老後の夢は、海を見ながら美味しいごはん
「老後」っていつから?と思うけど、実は明確な定義はないらしい。私の思う老後は、やはり年金で生活するようになってから、という感じ。
正社員だったら、定年退職後というのがあると思うけど、会社員でない私には定年退職はないから、やっぱり年金受給開始に「老後」を感じるのかも。
健康寿命が女性は75歳くらいだそう。ということは、データ上は、65歳で年金をもらうとしたら、10年くらいは老後の生活を楽しみながら、アクティブに過ごせるということになる。
健康寿命とは?平均寿命との違いや健康寿命を延ばすためにできることを解説 - 健康情報コラム (suntory-kenko.com)
もちろん、個人の健康状態や経済状態、そこに行き着くまでの世界や日本情勢によっていろいろ変わると思うけど、おおまかにイメージしたらそんな感じなのかも。
実は私は、計画が苦手だ。向こう3日くらいなら計画を立てるけど、1か月先とかになると、脳内が曇り出す。そんな先の話・・・と思うから。そんなだから、1年先とか、5年先といわれても、ピンと来ないし、イメージすらできない。私は何かにつけ、短期勝負なところがあるので、余計に先のことを考えるのが苦手。
こんなだから、目標を立てるのも好きじゃない。目標を立てたら、そこにしか意識が行かない気がして、嫌なのだ。それは私自身の性質が、何かにつけて「一点集中型」の傾向が強いからだ。目標を立てたら、たぶんそれ「だけ」しか目に入らなくなる気がする・・・・・・。
だから、目標は明確に言葉にせず、イメージだけ持っておいて、予想外に来る出来事を楽しみにしたいと考えている。
でもこれって、ビジネス的にはどうなんだろうな。目標設定とか、大切って聞くし。
遠い未来や過去は、私はほぼ気にならない。今と、ちょっと先だけいつも見て生きているところがある。というか、「今」しかないって感じ?
なので、どんな老後を過ごしたい?と聞かれても、答えに詰まる。お金のことだけはきちんとしたいとは思うものの、どんな風に暮らしたいかはまったく思い浮かばない。
家族仲良く、とか、まだ見ぬ孫とお出かけしたいとか、ごくごく一般的な「こうなったらいいな」はイメージできても、明確な目標とか願望はないかもな。
と思っていたところ、ひとつ思いついたことがある。
私は海が好きなのだけど、海を見ながら食事をするということが日常にあればいいな、ということだ。
別に毎日でなくてもいい。定期的に海を見ながら食事ができたら、しあわせ。潮の香りと、海風を感じながら、波の音と鳥のさえずりをBGMにして、時間を気にせず、のんびりゆったり。
もうその頃には、今のように時間に追われることもないだろう。
今やればいいのに、と思われるかもしれないが、今は難しい。常に仕事のことを考えてしまうし。私は休むことに苦手意識があって、時間を気にせず心底リラックスは、今は難しいのだ。
ということを考えていたら、老後の目標がひとつできた。
それまで担わせていただいた役割を円満に終え、本当の意味で、自分のことだけすればいいという状態にすること。それが老後の目標であり、理想だな。
そうなるには、ある程度の経済力と、健康が必要になる。この目標が実現できるよう、これからしばらくはやっぱり仕事中心にがんばり、健康を維持していこう。
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