何気ない会話にある大切なことを取りこぼさないように。
先週の大雨と打って変わって、ここ数日は猛暑が続いています。
わたしの住む地域は比較的暑くなりやすい地域なので、昨日も今日も猛暑でした。
猛暑というより、酷暑。
暑すぎた。
皆さんの地域はどうですか?
熱中症には本当に気をつけてお過ごしください。
さて、今日は娘との会話で思ったことを書いていきたいと思います。
今日も読んでくださる方がいたら、泣いて喜びます!
※いつも言っていますが、喜ぶのは本当です。笑
何気ない会話から分かる気持ち
娘との何気ない会話
我が家の娘は中学1年生。
多感な時期でもあります。
7月頭からものすごい鼻水に悩まされ、学校を休んでいた娘。
やっと症状も落ち着いてきて、学校に行けるねと話していた矢先。
10日に起こった大雨による災害。
臨時休校も続きました。
学校は数日で再開しましたが、水害で避難してきており、自宅はまだ断水が続いている状態で避難中の我が家。
周辺の水が引けば自宅(アパート2階)には戻れましたが、冠水した車の処理や、り災証明書の発行などとにかく手続きにバタバタしており、学校のことまで気が回らずでした。
片付けも手伝ってくれたりしたので、なんだかんだ2週間学校に行けなかった娘。
ようやく明日からは学校に行けるとなった昨晩。
娘がぽつりとこぼしたひと言がありました。
緊張するんだよね、のひと言
寝る前だったかな。
本当にぽつりとこぼしたひと言。
『久しぶりに学校に行くと、緊張するんだよね』
やっと学校にやれる!
そう思っていたわたしは意味が分からず、どういうこと?と聞き返しました。
すると、多感な時期ならではというのでしょうか。
こんな答えが返ってきました。
みんな、普通に話してくれるとは思うんだけど、2週間も行っていないとどうなってるか分からないんだよね。
中学生という難しい時期に突入した娘。
入学してまだ3ヶ月程度。
やっと同じ学校の子以外に話せる子も出てきて、部活も楽しそうに行っていた娘。
2週間という期間は大きかったようでした。
恥ずかしながら、娘が言った言葉に対してうまく答えてあげられず、ただひと言『大丈夫よ』としか言えませんでした。
やることが多すぎて正直なところ、目の前のタスクをこなすことにいっぱいだった数日。
わたしも体力的にも精神的にもキツくて、子どもたちの精神的なフォローまで気が回らずでした。
いつもはとにかく喋りまくる娘。
歌を歌いまくる娘。
我が家のムードメーカー的な存在の娘。
どうしたら良いか分からず、ただ『大丈夫よ』とだけ答え、その日は就寝しました。
娘がひとりで乗り越えた壁と母の想い
今日から久しぶりに学校へ行った娘。
どうだったかなと気にはなりつつ、わたしもやっと仕事することができたので、仕事をこなすことに精一杯でした。
迎えに行った帰り道。
車の中で2人きりでしたが、そのときにまた娘がぽつりとこぼしました。
『意外とみんな普通でね。◯◯ちゃんなんて、あれ?娘ちゃんって1週間やっけ?2週間休んだの?って言ってきたよ。他の子達も普通に久しぶりって声かけてくれたよ』
昨晩の不安そうな声音から、疲れてはいるけどスッキリしたような声音に変わっていました。
昨晩、ぽつりと漏らしていた『緊張する』という言葉。
それに対して、うまく答えてやれなかったわたし。
娘が自分で乗り越えた壁でした。
わたしは自分のことで精一杯でなにも出来なかった。
娘はいつもよく喋ります。
うるさいくらい喋る。笑
なので、たまに聞いているようで聞いていないことがあります。
…嘘です。笑
半分は聞き流しているかもしれない。
でも、たまにこうやって不安になったことや心配なことをぽつりと漏らしてくれる。
災害もあって、自分のことで精一杯でしたが、そんな状態でも話してくれた娘。
子どもたちのちょっとした変化や仕草、言葉を取りこぼさないようにしたい。
話してくれない。
そんな風にならないように、ちゃんと耳を傾けるところは傾けていきたい。
わたしもまだまだ精神的にもっと成長しないといけないな。
そう思った出来事でした。
母親を始めて14年目を超えました。
まだまだ絶賛成長中です。
余白がないとみんながキツい
初めてこんな災害に遭いましたが、正直子どもにまで気が回らない。
本当に申し訳ないぐらい気が回らない。
それは自分の心に余裕がないから。
自分で精一杯すぎるから。
理由もわかっているんです。
わかっていても気が回らない。
余裕って必要ですね。
よくわたしがnoteに書いている『余白』。
余白がないとみんながキツイ。
今回の災害で改めて『余白』の大切さも認識しました。
なかなか状況的に難しいのかもしれないけど、1日でも早く『少しでも余白のある暮らし』をできるように、日常を戻していきたい。
娘のひと言で特にそう思うようになりました。
今日の気付き
会話って何気なくかわしますよね。
でも、そんな何気ない会話に大切なことが埋もれていることもある。
いつも緊張感のある会話だと疲れるので、何気ない会話も大切だと思います。
だけど、その何気ない会話から大切なことを取りこぼさないようにだけはしたい。
わたしの手を離れていくまで、なんだかんだであと数年。
後悔しないように。
自分に余裕がなくても、あとで後悔だけはしないように。
何気ない会話のなかに現れる子どもたちの気持ちを、ちゃんと拾える母親でいたい。
娘がこぼしたひと言が、毎日に追われ忘れかけていたことを思い出させてくれました。
終わりに
こうやって書いて残すことで、あとで見返せるのでそのときの心情を思い返すことができる。
改めて『書く』って素晴らしすぎる。
今まで書いてこなかったことが勿体無いと思えるぐらいです。
『書く習慣』を読んだことで、こういうちょっとした気付きを書き残すことができている。
本当に読んでよかった一冊でした。
『聞く習慣』も気になっていたけど、やっぱり読みたいな。
聞くって結構苦手意識があったので、気になっている止まりの本でしたが、今日の気付きをきっかけに読みたいなと思うようになりました。
こういう些細な変化も残せるnote。
すごくいい!
今日も読んでくださり、ありがとうございました!
今日も一日頑張った!
自分を褒めたたえて寝ましょう♡