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着物で旅行〜山口へ③〜

3日目の朝。
フロントからお借りした鏡で着付け。
長時間ドライブがあるので、帯揚げはやめとこう、そして、紐に皺を寄せないように、平面で使うように、そして締めすぎないように気を配りながら着付ける。きつく閉めたから崩れないというわけではないよねと改めて思う。木綿の着物だし、スルスル落ちることもないでしょう。着物は前日と同じ、帯と帯締めは爽やかな風に合わせて緑を取り入れてみました。自己満足。

そういえば、宿の下駄の雰囲気が私の下駄と似ているのだわ。
間違えないようにしないと。
宿の中では洋服で過ごしました。特に意味はないけれど、なんとなく・・・。

最終日のこの日はタイトスケジュール。(そんなつもりはなかったけれどそうなってしまった)。まずは関門トンネル人道近くに車を置いて、そこからトンネルを歩いて15分。北九州市門司港に渡ります。ちょっと楽しい。欲を言えば高いところを車で通ってもみたかったけれど。
レトロな街並みの門司港を歩く。(1枚目の写真)暑くも寒くもなく気候はよい。でもけっこう歩きます。なれている下駄なので問題なし。
レトロな建物の中、着物、やっぱりいいよねえ。と自己満足に浸る。夫に「歩いている姿、写真に撮って」と頼むと、「写真集でも作るの?」と軽くバカにされました。女ゴゴロをわかっていないなあ。まあいいです。
旧門司税関を見学するときに、ステキなマダムに「あらあ、着物いいわね💖」と褒められハッピーな気持ちに。

帯は慣れているかるた結び。安心安心。
レトロな建物が多い。着物人は写真撮りたくなりますよね



展望台に上がって休憩。
ここに、目がハートになる写真撮れるよ〜というセットがあって、自撮り🤳したけれど、これは若い人のものだ。だって、うーんとアップにしないとハートが見えない。こんなにアップにしたら目のハートより小皺やシミが気になるではないの。
私の年齢では、顔がよくわからないくらいがちょうどいいのだわ。

さあ、駐車場に戻るには今来た道を帰らねば。
と、ここでハプニングが。
みなさんはこんな経験あるだろうか。
私は人生2回目。
なんと、頭にカラスのフンが降ってきた😱
最初木ノ実かと思ったら違った。ウエットなものだった。
夫があまりにかわいそうだと一生懸命髪を拭いてくれた。
着物や帯でなくてよかった、、と前向きに考えようと思っていたら、
下駄の鼻緒に付いていた。なんてこと・・・(後で水拭きしたら落ちました)

再び歩いて、トンネルを戻るのだけれど、行きはやや下りだったので楽だったのだけれど、帰りはほんのわずかに上り坂。これがきつい。
駐車場に着くと1万歩超えている。下駄は問題ないけれど、かなり疲れました。

長くなったので④に続きます

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