言葉の使い方(三章、初対面の相手から長期的な関係まで使える会話術11ヶ条){一、『自己紹介の時は所属とフルネームを言うべし!』}
まずあなたが初対面ですべきことについて記述いたします。
最初に相手と対面してすべきこと。
それは「自己紹介」です。
「何を当たり前のことを・・・」そう思った方。
いるでしょうね。
ではそう思ったあなた。
どう自己紹介すれば相手が自分のことを誤解なく理解することが出来るか分かっていますか?
恐らく殆どの方が事細かに説明することが出来ないでしょう。
出来るのであればこの一番は読み飛ばして頂いて構いません。
では具体例を上げて記述していきますね。
まず名前を相手の目を見て「あなたに言っているのよ」と思いながら言いましょう。
もし仕事関係であれば自身の所属や会社名を名前の前につけることを忘れずに。
まずこの自己紹介を終えたところで自分という存在を相手に示しました。
ここでまず最初にだいたいの人が第一の失敗を犯します。
それは「立て続けに喋り倒すこと」です。
言い換えると「強引に主導権を握る」ことです。
「初対面の印象が良くないなー」と感じている人は少し立ち止まって考えてみて下さい。
「今日はどうしますか?」や「今日はどこにいきましょうか?」と聞いているのか。
恐らくあなたは自分が前日に考えたことで頭がいっぱいで相手の意見を自ら聞こうとしてないと思います。
ここで基本的なことを述べます。
相手との関係性は初対面で決まります。
分かり易い例を挙げますね。
まず関係性があまり深まらない人がやりがちなミスなのですが自分を良く見せようと自分の話ばかりします。
あなたはこれをされたらどう思いますか?
「この人ぜんぜん私の話を聞いてくれないなー」
「この人が喋ってばっかりでつまらないなー」と思いませんか?
自分の話ばかりする人は相手にこう思わせていることになります。
こういう印象を抱く人とあなたは次も会いたいですか?
私なら勘弁してほしいですね笑。
逆にこちらの話を聞いてくれる人。
「今日はどこに行きたい?」
「近くに中華の店とイタリアンの店があるけどどっちがいい?」と聞いてくれる人。
どうですか?
悪い気はしませんよね。
ここで勘違いして欲しくないのが「ただ聞き手に回ればいい」ということではないということです。
大切なのが「やんわりと主導権を握る」or「主導権を預けながらも自分の意見を伝える」このスタンスが重要だということです。
まずはやんわりと主導権を握る。
これは相手があまり自ら喋らないタイプの時に適切なスタンスです。
具体的には基本的な今日はどこに行くのか何をしたいのかをまず相手に主張してください。
そして「私は〜がしたいけど、あなたは何がしたい?」このスタンスを取ってください。
そうすれば喋らないタイプのスタンスは完成です。
次に主導権を預けながらも自分の意見を伝える。
これは勘の良い人なら分かると思いますが喋らないタイプの相手のスタンスを取ってください。
相手に基本喋らせ自分の意見を聞かれたらちゃんと伝えましょう。