農福連携でまちを創る②
なぜ農福連携は可能性の宝庫だと思う?
それはだな...
ん?
何か言いた気な顔をしておるな。
おっと、すまんすまん、
先ほどからワシが話をしてばかりであったな。
ガハハハハハ。
そもそもお主は一体どこから参られたのだ?
ここら辺では見慣れぬ顔であるがな...
-•••••••-
お主、もしや口下手か?
黙りではないか。
そう固くなるでない。
ほぐせ。
ワシがついておる。安心せい。
では、改めて
『なぜ農福連携は可能性の宝庫なのか?』
こちらを説明してやろうではないか。
結論から言うぞ?
農林水産業も福祉も絶対絶対のピンチに立たされているからだ。
ただでさえ人手不足が著しい倭国であるが、その中でも農林水産業と福祉は特に人手不足が著しいのだ。
もうお手上げだと言って見て見ぬフリをする輩もおる。
しかしのぉ、奴らを責める資格は誰にもないのだ。
誰しも苦しみを求め続けるのは辛かろう?
奴らも奴らなりに精一杯やったのだ。
だが、一向に苦しみが晴れずに時ばかりが過ぎ、自分が分からなくなってしまったのだろう。無念だ。
こういう輩が全てではないが、こういう輩がいるのも事実だ。
こやつらともむき合わせば、ワシは合わせる顔がない。
もちろん向き合うぞ。
そこで、人手不足が著しい倭国の中でも特に人手不足が顕著にあらわれておる農林水産業と福祉の出番なのだ。
農林水産業と福祉は、各々単体では絶対絶対ではあるが、強いスキルを持っているのも事実。
ならば、各々単体ではなく、お互いにスキルをブレンドして、更なる強化スキルを生み出せば良いのじゃ!
そこで朗報があっての。
スキルのブレンドには相性があってだな、農福連携と福祉は相性抜群なのだ。
お?
笑ってきたな!
ガハハハハハ!!
ワシもお前に説明しがいがあるわい。
準備は良いか?
では参るぞ!
相性抜群という言葉に隠された宝物はな...
第3話へつづく。
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