【マネしたい商品紹介文】『AとBならどちらがいいですか?』
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです!
「今晩、何が食べたい?」と聞かれて、困ったことはありませんか?
何か具体的に食べたいものがあれば、それを答えればよいのですが、何も思い浮かばない時は、「……何でもいいよ」なんて答えてしまうのではないでしょうか。
では、「今晩、お刺身とトンカツ、どっちが食べたい?」と聞かれたらどうでしょう。今度は、あなたのアタマの中にお刺身とトンカツの“画”が浮かんだのではないでしょうか?
このように「何が好みですか?」とフリーアンサーで聞かれるよりも、「AとBだったら、どちらがいいですか?」と“選択肢”を示して聞かれる方が人は答えを出しやすいと言われています。
商品紹介の世界でも、それは同じ。
いくつかある商品をA、B、C、Dとただ並べて見せるよりも「AとBだったら、どちらがいいですか?」と選択肢を狭めて見せる方が、お客さまは具体的に、「そうだなぁ、自宅で使うならAの方がいいかなぁ」、「値段はBの方が魅力的だよね」と考え始めてくれるのです。
数百点のドレスが借りられるこのお店では、一つひとつの衣装を紹介していたら、いくら時間があっても足りません。
また、そんなに多くのドレスを紹介されても、お客さまも困ってしまうでしょう。
でも、このように選択肢を示して問われたら、「今度の食事会に合うのはどっちかな?」と具体的なイメージを持って考え始められますよね。
あなたの商品やサービスだったら、お客さまにどんな「選択肢」を見せられるでしょうか?
「お探しなのはランニング用のシューズですか? ダンス用のシューズですか?」と“用途”を区切って聞いてみるのはいかがでしょう。
他にも「初心者向けのモノがいいですか?上級者向けのモノがいいですか?」と、利用者の熟練度などで分けるのもおすすめ。
「富士山の見える山側のお部屋がよろしいでしょうか?太平洋を臨む海側のお部屋がよろしいでしょうか?」と、お客さまが悩みそうな選択肢を見せるのもいいですね。
このように表現すれば、「そうか、そういう選択肢があるんだな」とわかっていただくこともできます。
たくさんの商品をお持ちなら、「どちらがいいですか?」と選択肢を見せるのはいかがでしょうか?
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司
◆【 自己紹介 & わたしたちが「商品紹介の言葉」を伝えるワケ】
私の父親は"大工"をやっておりました。
腕は良いと評判だったのですが、職人のご多分に漏れず、"売り込み"があまり上手くはありませんでした(苦笑)。
「もっともっと多くの方に、父親のつくる“良い家”に住んで、幸せになってもらいたい」
と、そう思いましたし、
「同じような“職人気質”の人を、販売面で手助けすることはできないだろうか?」
とも考えました。
そんなコトから、高校生の頃、「販売促進」というものに興味を持ちました。
大学卒業後、市場調査や販売促進をサポートする東京のマーケティング会社に就職。
その後、父親の介護のため、静岡にUターン。現在の「ことのは塾」を起業し、今に至ります。
これまで多くの企業やお店の方たちとお話をさせていただいて、「良いモノも、ちゃんと伝えなければわかってもらえない時代」だということがわかりました。
せっかく、“想い”を込めて作った商品やサービスが、その“本当のところ”を知られないのはとっても悔しい!
私はそう思います。
世の中にある多くの“良い商品”、“良いサービス”の真価がちゃんとお客様にわかってもらえるよう…私たちは「商品紹介の言葉」、「“想い”を伝える言葉」のノウハウを伝えています。
ダマして買わせるのではなく、「良いものを、“良い”と伝える言葉」
あなたの商品の魅力をもっと輝かせることができたら、うれしいです (*^^*)
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