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魂の約束

夜空の星を眺める度に
悠久の魂の輝きから私の想いを巡らせ、今を知り
この一生でそれぞれの不足をやり遂げると決める


風が吹き木々の隙間を通るとき
重なる葉音が私へのメッセージとなり
忘れていた思い出に色を付け私を勇気づける


鮮やかに蘇る魂の鼓動は
私の中に眠る古の物語を目蓋に映し出す
ここから感じ学び今に生かす手立てとする


幾度私の想いに触れ、共鳴し、
この身体を委ねても終わらない
終えるのが目的ではないのだと思い知る
永遠に語り継ぐことが使命だと気づく


紺碧の空を流れる雲を心と合わせ
移り行くことも自然だと知り安堵する
待つことに飽きた私は自ら行動する楽しみを知っているが
それも一時のことと一笑し、腰を据える


落ち着かない日々を懐かしく思う時
私の体は全ての感覚を取り戻す
あまりの繊細さに驚きと喜びを感じる
私の中から枯れることのない力が湧き出る
前も後にも進まずただその場にいる


私を愛する人たちとの再会は後を絶たない
丁寧に告げられる言葉の音一つひとつに身体を捧げる
最も愛しい人の温もりを感じることで
私の充足感は他への愛となり繋がる


私の中に新しい音が生まれる
とても心地よく、幸せで豊かな音の振動を
他の人にも伝えたいという欲求が芽生える
私の欲求を叶えることはそこから生命が誕生することでもあり
この大地の喜びでもあることを知る


何度も訪れる機会に心は浮き、沈み
私の体を弾ませて楽しんでいる
すべての魂の智慧を集結させ
終わりのない命の継承を今も感じ愛しく思う

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