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恐れは否定的な考えや行動を引き起こし、愛はどんな困難も希望に変える

仲良しこよしのはずのパートナー博揮とわたしの3日間にわたる抗争について記録しておこう。長文だけど、恐れと愛について教科書的な学びがあったと思うから、ぜひ読んで欲しい。

発端は毎週日曜朝の畑活にて。
その日わたしは
①畑活を9時に終え、朝ごはんのための買い物を済ませる
②雑貨屋オープンまでに洗濯、掃除を済ませる
③雑貨屋オープンと共に講座1コマ、リーディング1コマを予定しており、余裕をもって準備が終わっている

が理想だった。
それは数日前から当日も博揮にはシェアしており、いつものようにお互いが協力しあい過ごしているものと思っていた。

が、9時を過ぎても博揮は耕運機をとめず、さらに前に進んでいこうとしていた。周りは呆れて片付けを始めていたが、その様子も彼には見えていない様子。しばらく見守っていたが、さらに彼は他の事柄も自分の思うように済ませようとしていたので、私は焦って声をかけた。

「もう帰らなきゃ。今日は私はたくさん予定があるんだから」
「知ってる。分かってる」

そう返事をした彼にめちゃめちゃ腹が立った。

最後までやり遂げたい思いはあるのは分かるが、他のメンバーに引き継ぐこともできた。それなのに、当時の彼はとても視野が狭く、部分的なものの見方で判断した結果、時間も私からの信頼も、自分への信頼も失った、ことに気づかず、あろうことか「分かっている(状況は把握している)」と断言したのだ。

一旦はそのまま受け入れたつもりだったが、心は落ち着かない。
このままやり過ごすのは気持ちが悪い。そう思ったわたしは「このままでは心地が悪い」と宣言し、彼との見解の違いを明らかにしようとした。

どう伝えても一向に腑に落ちない、どころか溝が深まる。
何がどう間違っているのだろうか。

このような見解の違いからくる争いは出会った頃から度々ある。
内容は違えど、質は同じなのだ。
その度に話し合い、理解し合い、受け入れたはずなのだが、また起こった。
ということは、まだこの件については終わっていないのだ。

帰宅後、ご飯を食べながらお互いの事実確認を行ったが、
すれ違うまま雑貨屋の開店時間がやってきた。
その後、講座やリーディングの後にお互いの気づきを伝え合うも、何かが不足しているようなもやは晴れなかった。

ここまで話し合い、お互いが理解したこと
《博揮》
①畑活動後、約1時間で買い物、朝ごはん、洗濯をする必要があること、講座とリーディングの予定が入っていることは知っていた。あっこと話をして雑貨屋オープンまでいつものようにゆったりと過ごす時間は得られない(この状況では無理だ)から諦めていたことを知った。

②耕運機の使い方はメンバーの誰よりも自分が上手だから、時間が押し迫っているので、自分がやったほうが早く終わることができて、みんなも助かると思った。

《あっこ》
①予定がたくさんあっても、余裕をもって過ごしたい。何かを諦めるのではなく、全てを得たいと思っているし、できると思っている。また講座やリーディングの前はゆったりと過ごしたい。

②博揮は耕運機を上手に使えるからこそ、他のメンバーにも教えて、誰でも使えるようになったらいいと思う。時間に限りがあるのは私たちだけなのだから、あとは他のメンバーに任せてその場を去ればいいと思っていた。

「あっこはよく観えているんだから、言ってくれればいい。そしたら俺も協力するし、嬉しい」
「その都度伝えている。だけどそれは伝えたからやっているのであって、理解して行動しているのではないことが悲しい」
「でもその時の俺は視野が狭くなっているから、観えないことがたくさんある。協力してほしい」
「それは本当の協力にならないから嫌」

この平行線。

にっちもさっちもいかない。(漢字で書くと「二進も三進も」ってなるらしい。なるほど)だから、神頼み。ハイヤーセルフ頼みでリーディングしてみる。(最初っからすればいいと思うかもしれないが、そうはいかない)

あっこ、リーディングした時に観たビジョン

観えたのは過去か未来かそれとも今なのか分からんけど、博揮にズルズルと引っ張られているわたし。「痛い」と訴えても博揮は後ろを振り向かず、自分のペースで歩いていく。

その様子を博揮に伝えてみた。
すると「足は怪我していないの?なら自分で歩いたらいいやん」と彼は言う。いやいやそうじゃないんよ、伝えたいのは「ちゃんと振返ってみて!」ってことなんだと思う。「あー、なるほど」

なんとなく、そのことが博揮にも伝わったのか、その時は二人安心していつもの仲に戻った。が、その日の朝、また違う出来事で同じようなことが起こった。

普段わたしが朝食をつくっている間、洗濯ものを干す、庭の水やり、ゴミ捨ては博揮がする、という感じで自然と協力し合っているのだけど、バイトが入っている時は、わたしが洗濯ものを干す。それも自然としていたことなので何ら問題はない。なのに、今日はその法則が乱れた。

対話の途中、博揮がうんざりしたり、怒りがこみ上げたり、モヤモヤが晴れない時かならずトイレに逃げ込む。(そのため、本当にお腹をこわす)
その手法が封じられた時、逃げ場を別のところに設ける。今回は「洗濯ものを干す」。今の会話で何か気に入らないことがあったのだろう、と問うても「洗濯ものを干していただけ」と言う。かなり怪しい。

文字にすると馬鹿らしくも思うが、そのことが起こったということは、まだわたしや博揮の心に何かしら引っ掛かりがあるということだ。原因があるから結果がある。うん。

どれほど話しても相手のことは分かるし、理解してもいる。それなのにホッとしないどころか、溝は深まり居心地は悪くなるばかり。またもや博揮がバイトにでかける時間となり、気持ち悪い状態のまま離れる。

本当に何が問題なのか、わたしが間違っている可能性に心をひらくと何が観えるのか

わたしもこの日はコンサルが入っていたので、悩む&考える時間はなく、すごくもやもやしていた。あれやこれや悩んだところでよい解決方法は得られない。することはたった一つ、《望む未来は何なのか?》を問うだけだ。

わたしの望む未来は二人で協力し合い、仲良く暮らすことだ。バイトから戻ってきた博揮に笑顔で「おかえり」と言うことに決めた。

「ただいま」とちょっと恐る恐る声かけた博揮も同じ想いだったらしく、わたしの好きなアイスを2種類買ってきていた。わたしから「おかえり」と返事があったのはきっと嬉しかったに違いない。

3日目の夜、お互いが理解したこと
《博揮》
①自分がよいと思う状態が部分的であるということ
⇒集中する力がある

②そもそも条件を満たすこと=満足、幸せだとしていること
⇒通常の状態が「恐れ」からの思考であることを自覚していない

《あっこ》
①自分の意見を伝えることで相手の行動を止めてしまうことを恐れている
⇒よりよくなるためのイチアイデアのつもりが、意見交換することなく、わたしのアイデアが採用されてしまうことが不満足

②問題を解決したいという思いが強い
⇒目先の状態ではなく、深い部分(潜在意識や無意識下にある感情)に触れたいと思っている

もはやここまで話をして、迷走。
迷走したら、瞑想。リーディングだ。
誰も何も悪くない、あるのは原因。心を澄ませてこれまでの対話を思い出す。

博揮は【あっこの役に立ちたい】それが望み。
その純粋な想いがあるのに、結果は散々だ。なぜならこの行動の元になる感情が《恐れ》だからだ。

わたしは【より質の高い関係になりたい】それが望み。
その純粋な想いがあるのに、結果は散々だ。なぜならこの行動の元になる感情が《恐れ》だからだ。

3日間にわたる抗争、その原因は《恐れ》

受入れよう。というか、そうだ忘れていたわ。

博揮の《恐れ》の感情を丁寧に観るとそこにあったのは《寂しさ》だった。
⇒親が認める人間になろうと必死に努力していた結果、本来の自分らしさを見失った。自分が自分を放棄しているため心細い、寂しい。諦めが通常モード。

わたしの《恐れ》の感情を丁寧に観るとそこにあったのは《悲しみ》だった。
⇒幼少期、親からの非難や無共感。どう働きかけても理解されないと絶望する悲しみが、相手はそもそも協力する気がないものだと不信感がある。

さらに《恐れ》を深掘り

うまくいっているときは全て《愛》の感情に基づいて行動しているから、みんな幸せや喜びを感じて満足な関係が築けるんだ。

過去世から受け継いでいるトラウマは今世でも大活躍している(笑)
出会う人みんなで協力し合いながら、まずはどんなトラウマを持っているのかあぶり出していると思うと笑いがこみ上げる。

トラウマの内容に気づけたらラッキーだ。
後は《愛》の感情に基づく思考を習慣にし、それを実現するべく行動に移すだけなんだ。やることはシンプル。じゃ、博揮、あっこやってみようじゃないか!!

3日間にわたる抗争から2日目の今日のあっこの想い
とにかくこの数日間に起こったことを記録したい。
そして、わたしだけではなく博揮も魂の浄化(癒し)と成長を願ってこの世に再び生まれてきた。それも同時期に。

お互いの恐れを理解し、浄化の手伝いをするならば、わたしは博揮にどのように関わることがよい影響となるのか、想いを馳せてみたことはなかった。本来の博揮はとても勇敢で、知的で思慮深い。一緒にいる時間も大切だけど、ひとりで過ごす時間に多くを整理整頓している感じがする。博揮らしさを発揮するには?

わたしのことを想うがあまり、あっこのお世話係になってはいないだろうか?それも喜びの一つだろうが、自己実現の喜びを感じるには博揮自身がもっと自己表現の場や時間が必要だろう。

じゃ、わたしはどうだろう?
これに関しては、長~くなりそうなので、別の記事で記録しよう。


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