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おいしい音楽集めました。【この夏聴きたい、食をタイトルにした音楽】

食と音楽。
食がタイトルの音楽とか
食事の時にかけたい音楽とか
料理を作る時に聴きたい音楽とか

食と音楽は密接に関わっている。
そんなわたしの、好きな音楽を伝えたい。

今回のテーマは
食にまつわる言葉をタイトルにした5の音楽
皆さんなら何を思い浮かべますか?

1)大好物 / スピッツ

「僕」ではなく「君」の「大好物」について焦点が当たっているところが好き。「君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き」という歌詞とその後に出てくる「そんなこと言う自分に笑えてくる」といういい感じに戻されてゆく現実が主人公の人間味を感じられてちょっとほっこり。最後の歌詞「続いてく 色を変えながら」は、「君」と思い出が「僕」の美味しさを変えていくんだっていう主人公の愛を感じるんです。


2)マンマミーヤ!/ MONO NO AWARE

歌詞センスとリズムの神様よ。最初の「クックドゥードゥルドゥーと鳴く君の そのむね肉に 飛び込み泣くのさ」ってところからもうおいしい。あの有名な食品メーカーの中華の素ですかって思わせといてからの、まさかの人かーいっていう期待以上のずらしかたはハマりすぎる。「いわゆる二天王 命を操るキノコや」って絶対あの赤い帽子で有名キャラクターのゲームに出てくるキャラやんって毎度毎度ツッコミ多くて好きです笑。終始それが詰まっている感じで、しかもリズムの心地よさよ。これはある意味食の天才ですね。


3)キッチン / 星野源

よく聴くと、はじめのピアノの不協和音さの意味が理解できます。ゆったりテンポで一見ほのぼのした曲かなと思いきやの…って感じ。「おかずの匂いだけを残して」のループが、わたしには主人公の狂気な愛を感じてちょっとぞくっとしました(超私的意見ですが)でもなんか聴いちゃうんだよな~そんなお源さんはほんとすごい。


4)ソーダ水 / 羊文学

これはソーダ水でふたつのことを表していて、ひとつは「一瞬で魔法が解けたら」「溢れそうだ」という主人公の繊細な想いを、一瞬ではじけるソーダ水の泡で表現している。そしてもうひとつは、この物語は喫茶店かどこかで、ソーダ水を片手に持ちながら創造していること。羊文学はmore than wordsやBurningのような強くて芯のある美しさだけでなく、儚さが共存した美しい音楽も生み出せるんだから人生何回目かよ~ってなります。これを聴けばもっと羊文学の魅力が伝わりますきっと。


5)寿司と酒 / YONA YONA WEEKENDS

これのどこが寿司と酒なんだろう?と思って聴いてましたが、なるほど、そういうことかって最後の「You see? Just shake it!」で謎が解けました笑。寿司と酒のようなジャパニーズ感はまったくなく、これは地下のクラブにカクテル飲んでる感じだよ。おしゃれかよ。そんなこと思いながらも、夕焼けの風に吹かれながら散歩するおともにはぴったりなんです。


ぜひ皆さん一度お試しあれ。

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