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茜染め

頂いたインド茜で染めてみた。反物は長く、一反は12m程。

袋いっぱいのインド茜を、ハグマの編集長から頂いた。仕事場で出会い、強烈なパフォーマンスを醸し出す彼女は、新しい命を宿していた。そして、新しい赤ちゃんの トッポンチーノ(知らない)のカバーを染め直したらしい。茜色は子宮の色なんだとか。

茜には浄血、解毒、強壮などの効能があるらしい。私は頂いた茜で絶対長襦袢を染めると決めていた。そう、妊婦さんから子宮の色を頂いたのだから。効能は測り切れない。

彼女に色々と繋いでもらって岩村の「志とり工房」を訪ねることが出来たし、ドリームマップなら秋田桃子さん、と桃子さんの知らなかった一面を知ることが出来た。企画書が書けないと言えば、見てくれたり。

染物に挑戦してみて、感じたこと。それは人との出会いや、思いや、天気や、温度や機嫌なんかも、混ざって色になるのが面白い。今回はまた個性が立ってますね。

明度も彩度も高め。化学である。茜は日本国旗の日の丸も、染めたんだとか。

私の周りには、人と人を繋げるスーパーコネクターがたくさんいます。その感謝をしっかりとお襦袢に込めたいと思います。袖口や、身八つ口からちらりと紅赤が見え隠れ。

これからも出会いや、感情や、言葉にできないものを布に移していきたいです。そしてまだ見たことない色を見つけていきたいな。

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