本当に幸せになりたい人の思想
私が島本理生さんの小説、「夜はおしまい」を読んだのは発売されて間もない頃で、感覚的には大分前のような気がします。
当時の私は、この小説に出てくる女性達の様に心に深い傷がついていたので、この本を読んだ後は想像を絶するくらい辛い、辛いというより苦しく踠きながらギリギリ生きているような感覚だった気がします。
私、回復力だけは人より何倍もある方だと思っていて、今はとても幸福度が高く、苦しんでいた日々が嘘のようです。
なので、極端にまとめると辛いことや苦しいことからは避けて生きていきたいですよね☺️
正直、現状では過去の傷についてこのようにnoteに書いたり、最低限必要以上に誰かに話したくもないですし、何より私にとってそんな辛かった過去はどうでもいいという、あってもなくてもいい存在です。
そして向き合うこととはひたすら向き合い、ドン底を経験し乗り越えて今があります。
直面した問題を乗り越えたことにより、人間として色々な面ですごく成長できましたし、その過去から多くのことを学ぶことができました。
(傷が深ければ深いほど、その傷を癒すために自ら間違った道を選択したり、なかなか暗闇から抜け出せなかったりします。なるべく、そのことに早く気づけることを願います)
その時は辛かったけれど、いつまでも過去を引きずっておく必要はなくて、何かを学ぶきっかけになれば、もう忘れてもいいくらい、自分が思っているほど「すごい大きな闇」ではないのです。
実は、過去に闇がある人って自分の中ではすごい大きなことだと思いがちだなあと思うのですが、実はそうでもないということを理解できれば、元の綺麗な姿に戻れますよ。
よく、無意識に不幸になりたいんだなあと感じられるような人もいますけど、幸せになりたいと願うのならば、自分の闇に執着する必要がないと、私は思います。
このように言うと、軽々しく言っているように思われるかもしれませんが、
自分の人生を幸せに生きたいのならば、不幸そうな人のように捻くれて、極端な選択をするのではなく、もっと身軽で単純に物事を捉えるべきだと思います。
実は私も、私自身において自分の闇の部分が多くを占めていると思っていて、そんな内側の重いものを一生背負って苦しみと一緒に生きていかなければならないのだと思っていました。
ですが、私はある人のエッセイ本を読み、共感もしましたが正直、ただの承認欲求の塊にしか見えませんでした。
内容は、彼女の思想よりも辛い過去や闇が綴られていて、私が見るに闇のある自分を見てほしい、認めて欲しい、すごいと思って欲しいというような感じにしか見てませんでした。
私も彼女のエッセイ本を読み、自分の中にも承認欲求があるが故に闇に執着していたり、大切な人に理解して欲しいと言う気持ちがあったことに気づきました。
つまり、この一見邪魔だと思っていた「闇」を実は自分が一番大切に忘れないようにしていて、自分を物語る上で必要だと思い込んでいたんだと思います。
なので、自ら「闇のある不幸な自分」を選択していたということになります。
気づかなかったけど、不幸になりたい人というのはこのようなことで、幸せになりたい人について考えてみました。
本当に幸せになりたい人ならば、自分の不幸になんて興味がないですし、わざわざ自分の首を絞めるような思考回路はしない。
例え困難なことがあったとしてもいつまでもそこに執着してないと思います。
私は、過去に辛いことはたくさんあったけれど、無意識のうちに自分自身が深みのある、酸いも甘いも知っているような素晴らしい人間になりたいと思っていたからあった出来事であり、「自分自身が体験したかった」のだと思っています。
私の考えですけど、自分の環境は生きる上での使命とか目的とか、学びとかちょっとスピリチュアルなことも含まれていると思います🤔
少しまわりくどくなってしまったけれど、大切なのは捻くれた思考回路ではなく、物事を素直に捉えることだと思います。
私は、散々な経験をしたけれど、それは成長するために自ら望んだことであり、その経験をしたことにより前より遥かに魅力的になったと捉えています。
幸福度はこのような思考にして出来上がってるのだと思います。
なので、自分の中にコンプレックとか色々なことを抱えてる人は、どうかそんな自分の粗探しをするように悪いところばかり見つめないで欲しい。
周りって自分が思っているよりも人に興味がなくて、自分では気にしていても周りから見えないくらいだと思います。
だからって敢えて自分の弱いところを見せつけようとしないでください。
魅力的な人ってやっぱり、軽々しくてポジティブで人と何かを与えられる、幸せそうな人だと思います。
無駄な承認欲求は、人に認めてもらいたいが故に、自分を満たすために人から何かを奪ってしまう悪いエネルギーがあり、自分も相手も幸せになれません。
これに心はらハッと気づくことができたら、絶対に自分も相手も幸せにできると思いますし、人間としての魅力やレベルもグンと上がると思います。
だから、不幸である弱さを手放し、それを認めて、幸せになる力強さを手に入れて強く生きていきたいですね☺️
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