万葉集翻案詩:『星空の旋律』 8 高橋琴麻呂 2020年5月5日 18:56 静けくも 岸には波は 寄せけるか これの屋通し 聞きつつ居れば(「万葉集」巻⑦・1237)『星空の旋律』今日の旅を終え喧騒を遮り宿に入る一人になってほっとする心に一瞬にして広がる静けさほんの少し熱を帯びた身体を布団に横たえた意識を外に向ければ 辺りはあまりにも饒舌な静寂…響いているのは私にしか聴こえない星空の旋律重なるように岸に寄せる波音を壁越しに聴いていた明日に続く時の階(きざはし)の真ん中で… #万葉集 #詩 #万葉集翻案詩 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #万葉集 #万葉集翻案詩 8