巻10巻頭歌:『霞から朧へ』 2 高橋琴麻呂 2020年5月9日 20:24 ひさかたの 天の香具山 この夕 霞たなびく 春立つらしも「万葉集」巻⑩・1812『霞から朧へ』神々しく鎮座する夕暮れ近い天の香具山に今、霞が棚引いているその様は天女が羽衣をまとうようで美しい…霞から朧へと名前が移り変わる時流れる風の片隅で私は春を感じていた《巻10概要》巻8と同じく四季分類されて「雑歌」「相聞」に分けられる。こちらは作者未詳歌を収める。七夕の歌を多く収めるのも特徴。収録歌の数が539首と万葉集最多の巻。 #万葉集 #詩 #万葉集翻案詩 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #万葉集 #万葉集翻案詩 2