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「食とからだを巡る冒険」滞在記録⑦〜王滝小学校でのWS〜

6月16日、王滝小学校にて「食とからだを巡る冒険」WSを実施させていただきました。

対象は 1〜6年生までの11名の子どもたち。そして学校の先生方や木曽ペアーティストの義家麻美さんと近藤太郎さんにもご参加いただき、とても賑やかな雰囲気の中で一緒に食とからだを巡る冒険をしていただきました。

王滝小学校 体育館の大きく贅沢な空間の中で、子どもたちも大人たちもみんな混ぜこぜになって、身体を動かすワークからスタート。お鍋の中の豆や蕎麦や朴葉のお餅など、それぞれの身体で「食べ物」になっていただいたりもしました。

藤屋WSに引き続き、座学を聞いてもらったあとで、「昨日食べたもの」を絵に描いてもらいました。
食べたのの「絵」であることには違いないのだけど、年齢も経験も立場も様々な人たちが描いてくれたそれらには、それぞれの「食」に対する思いや、それを食べた時のシチュエーション、エピソードが凝縮されていて、とても興味深かった。

低学年の子の作品。お椀の絵柄もかわいい。
高学年の作品。クリームシチュー美味しそう。

王滝小学校では給食にもすごく力を入れていて、給食の献立を考えている先生から貴重なお話も聞くことができた。

WS当日の給食


普段給食に使う素材は、なるべく王滝村地場産の野菜にこだわり、地域の人と提携して旬のものを取り入れた献立を考えているそう。意外にも、村民にとっての郷土食は、ごく当たり前のものすぎて”特別なもの”という認識がないらしい。大人になってからでも、王滝ではこれを食べていたと胸を張って振り返れるように、単なる「食事」ではなく「食の体験」を子どもたちに提供したいという先生の思いにもクリエイティビティを感じずにはいられなかった。



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