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デジタル時代のディズニーシー 戸惑いつつも子どもと見つけた小さな幸せ

ディズニーシーへ行ってきました。久しぶりの訪問で、システムの変更に戸惑いながらも、子どもたちの期待に胸を膨らませて向かった一日でした。
しかし、予約が取れない、待ち時間が長い、スマートフォンとにらめっこの現状に直面し、思わず文句ばかりこぼしてしまいました。最初は大きな落胆を感じましたが、その日は思いがけない気づきも与えてくれたのです。今日は、そんな至らない自分との向き合い方、そしてここから見えてきた新しい目標について正直にお話ししたいと思います。

デジタル化で変わった夢の国

新エリアには全く入れず、入場までの待ち時間は1時間。予約しようとしても空きはなく、メジャーな乗り物は全て150分待ち。かつての自由な楽しみ方は難しくなっていました。レストランもモバイル対応となり、事前の計画なしでは何もできない状況に。スマートフォンと向き合う時間が増え、子どもたちの顔を見る時間が減っているように感じました。「昔はこんなじゃなかったのに」「何でこんなに面倒くさくなったの」...。後から考えると、恥ずかしくなる言葉ばかり。

子どもの目線で見つけた小さな喜び

「すごーい!」という子どもの歓声を聞いて、はっと我に返りました。この子たちにとってはすべてが初めての体験。自分の愚痴は、その純粋な喜びを曇らせていたのかもしれません。

列に並ぶことを諦めかけた時、意外な発見がありました。待ち時間の気にならない遊び方があったんです。立ち見でも見られる場所からショーをのぞいて見たり、自由に遊べる海賊船のエリアで思いきり遊ばせたり。子どもたちはその時間を心から楽しんでいました。待ち時間の少ない汽車や船に乗ったり、比較的すいているアトラクションを何度も楽しんだり。「もう1回行きたい!」という子どもの笑顔に、わたしも自然と笑顔になっていました。

考えてみれば、わたしの方が大人の事情にとらわれすぎていたんです。子どもたちは、シンプルに今この瞬間を楽しんでいる。その純粋な喜びを目の当たりにして、普段では気づかなかった小さな幸せが見えてきました。

理想と現実の間で

周りを見渡すと、優先パスを使って効率よく回るファミリーや、山のようなお土産を抱える家族の姿が目に入ります。学校の友達ママから「お正月はディズニーホテルに泊まったの」「素敵な思い出ができたわ」という話を聞くたびに、劣等感と焦りが込み上げてきます。

「これは高いから...」「そんなにたくさんは買えないね」と、子どもに言い聞かせる自分。周りの家族が値段の高い食事を楽しんでいる姿を見ると、なんてみみっちい母親なんだろうと自己嫌悪に陥ることも。わたしも子どもに素敵な体験をさせてあげたい。でも今のわたしには、まだその余裕がない...。

これからの一歩を考えて

この経験を通じて、複雑な思いが交錯しています。周りと比べて落ち込むことも多いけれど、わたしにもできることがあるはず。今日一日を振り返って、気づいたことがありました。まずは、文句ばかり言わない、前向きな母親になること。そして、少しずつでも収入を増やして、子どもにより良い体験を提供できるようになること。

具体的な目標が見えてきました:

  • 子どもと過ごす時間は、たとえ理想通りでなくても、今この瞬間を大切にする

  • 将来のために、今の自分にできる副業や学びを頑張る

  • 理想と現実の間で苦しむだけでなく、一歩ずつ前に進む

まとめ 新しい願いとともに

テーマパークの変化は、わたしたち家族の今後について考えるきっかけをくれました。正直なところ、まだ周りと比べて劣等感を感じることはあります。でも、子どもたちの笑顔を見ていると、「この子たちのために頑張りたい」という気持ちが強くなります。

今はまだ、高額なチケットや宿泊をためらってしまいます。それでも、子どもたちと一緒に過ごす時間を大切にしながら、少しずつでも前に進んでいきたいと思います。完璧な思い出作りはできなくても、今のわたしにできることから始めていこうと思います。

みなさんも、同じように悩みながら前に進もうとしている仲間として、一緒に頑張っていきませんか?

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