夏休みの子育て奮闘記:フランス帰りの友人と私の気づき
夏休み、子どもたちとの時間を楽しみにしていたはずなのに、なぜかイライラが止まらない...そんな経験、ありませんか?先日、フランスから帰国した高校時代の友人と話す機会があり、彼女の疲れ切った姿を見て「あ、私も似たような状況だったな」とハッとしました。
完璧な親なんていない。でも、そんなことわかっていてもついつい理想を追い求めてしまう。そんな葛藤の中で見つけた、ちょっとした気づきを皆さんと共有できたらと思います。この記事を読んで、「私だけじゃないんだ」と少しでも安心していただけたら嬉しいです。
フランス帰りの友人の姿に見た「自分自身」
友人は1ヶ月の帰国中、子どもたちの世話に追われていました。普段は仕事をしているため、子どもの送迎は夫の担当。それが突然、丸1ヶ月子どもと過ごすことになり、戸惑いを隠せない様子でした。
「8歳の長男がずっとしゃべり続けてウンザリする」
「4歳の妹は大人しいけど、兄弟げんかが絶えない」
「もう!だから!って怒ってばかり...」
友人の言葉を聞きながら、「あぁ、私も似たようなこと言ってるな」と思いました。
理想と現実のギャップに苦しむ日々
私も子育てに四苦八苦しています。7歳の長男は穏やかで大人しいのですが、その性格につい甘えてしまうんです。
「ねぇ、自分で洗ってくれる?」
「宿題終わった?早くしないと...」
長男の優しさに甘えて、つい頼みごとや催促をしてしまう自分がいます。そんな時、長男は必ず応えてくれるのですが、それが逆に罪悪感を感じさせるんです。
一方、4歳の娘はしっかり者。兄とは違って、私の意図をよく読み取ります。でも、そんな娘にも「もう、ちゃんとして!」と言ってしまうことがあります。
夜、子どもたちが寝た後に「今日も怒っちゃったな...」と後悔する日々。理想の親像と現実の自分とのギャップに苦しんでいました。
友人との対話から気づいたこと
友人と話しているうちに、ふと気づいたんです。私たちは完璧を求めすぎているんじゃないかって。
友人は息子に対して、「まだそんなこと子どもには無理だよな」ということにいちいち注意して怒っていました。特に印象的だったのは、部屋のドアを閉めないことに毎回怒っている様子でした。
「もう何度言えばわかるの!ドアを閉めないと冷房が効かないでしょ!」
友人の言葉を聞きながら、私も似たような経験を思い出しました。確かに、ドアを閉めないと冷房が効かないのはわかります。でも、友達も来ていて楽しくはしゃいでいるときに、子どもが毎回きちんと扉を閉めるなんて、現実的ではないですよね。
その瞬間、はっとしました。「そうか、全てを完璧にこなすのは、大人でさえ難しいんだ」と。
環境を変えるか、それとも私たち親の考え方を変えるか。何かを変えないといけないな、と強く感じました。
例えば、ドアの問題なら、自動で閉まる装置をつけるとか。あるいは、「冷房を使うときは扉を閉める」というルールを作って、子どもと一緒に守る努力をするとか。
完璧を求めるのではなく、現実的な解決策を見つけていく。そんな柔軟な考え方が必要なんだと気づいたんです。
「そうか、みんな同じように悩んでるんだ」
「完璧な親なんていないんだ」
この気づきは、重荷を下ろしたような安堵感をもたらしてくれました。
等身大の私でいいんだ
完璧を求めるのをやめて、等身大の自分を受け入れることにしています。
具体的には:
「怒らない親」を目指すのをやめる
怒ることも、親の感情表現のひとつ。大切なのは、怒った後のフォロー。…罪悪感と戦いながらですが。子どもの個性を尊重する...けど、時には失敗も
個性を尊重したいけど、つい口出ししちゃうこともある。それでいい。自分の時間も大切に...
子どもと離れる時間も必要。これは特に思う。
わが家の"それなり"な対策
完璧じゃないけど、それなりに効果のあった対策をご紹介します。
・長男には、お願いする前に「これ、やってもらってもいい?」と聞くようにしました。断る権利があることを伝えています。
・娘には選択肢を与えるように。「公園に行く?それとも家で絵を描く?」など。でも、選択肢を与えるのを忘れることも多々あります(笑)
・自分の時間は、子どもが起きる前の朝時間。夜は子どもと寝落ちしてしまうので、朝早く起きるようにしてみました。
やるべきことをこの朝にやってしまうと、そのあと子どもに時間を取られても、もう朝にやってるから、と心に余裕が持てるようになりました。
まとめ:完璧じゃなくていい、それでも頑張ってる私たち
子育ては本当に大変です。でも、完璧を求めすぎずに、等身大の自分を受け入れることで、少し楽になれるかもしれません。
イライラしてしまうのは、誰にでもあること。そんな時は、深呼吸して「完璧じゃなくていいんだ」と自分に言い聞かせてみています。
きっと、あなたなりの"それなり"な子育ての方法が見つかるはずです。
一緒に、肩の力を抜いて夏休みを乗り越えましょう!そして、たまには「今日の私、がんばった!」と自分を褒めてあげてくださいね。
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◾︎kotokoto
4歳7歳の2児の母
元銀行員で今は保育士資格を持ち、発達障害について勉強中。
この頃は、AIの素晴らしさにも夢中です。
noteは7月から始めました。
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