絵本『わたしが好きな色』②
大学の卒制では絵本『わたしの好きな色』を制作しました。その絵本の物語と、登場人物のご紹介です。今回は最初に登場するともだちのことりです。
ことりは甘酸っぱいみかんの味を思い出して、気持ちがリフレッシュできる橙色が好きです。
子供の頃。冬になると父が家の裏の柿の木に、輪切りのみかんを吊るしてました。そうすると野鳥が代わる代わるやってきてはみかんをついばんでいました。
そんな幼い日の思い出から、みかんが好きなことりのキャラクターが生まれました。
物語では登場人物がそれぞれの好きな色とその理由に加えて、色が自分の気持ちを楽しくしてくれたり、なごやかにしてくれたりすることも教えてくれます。
作品のテーマは「気持ちを支える色彩を見つける」。
色も自分の気持ちの支えになること、そんな色を自分の好きな色を思い返すことで「再発見」してもらうきっかけになることを期待しています。
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