渦巻く光の粒のように~私たちはつながりあっている世界を生きている
今朝、
愉快で懐かしいハチャメチャな面々と
久しぶりに邂逅している夢を見た。
夢の中で、
何十年も前にともに出会った
当時の街で、
久しぶりの面々と杯を交わし
日本の山里の、海幸山幸をつまみながら
冗談を飛ばし笑いあう時間。
懐かしい仲間。
なぜか私はといえば、
今世では、
子供を作らなかった彼女の赤ん坊の
お守をしながら、
夢の中で
ママがひと時、
羽を伸ばして英気を養い楽しむための
ベビーシッターをしている。
非現実の夢の世界で
その赤ん坊が
まるでオランウータンの赤ん坊のように
遠慮がちに
おっぱいを欲しがる。
なぜか肉体は、現在の私。
たった一人の子育てで
御役目を終えたかのように
すっかりしぼんだ自分の乳房と
つぶらな瞳の赤ん坊とのギャップを
しみじみ眺めている私。
妙に、シュールな夢だった。
どちらが夢で、どちらが現(うつつ)か。
私たちの意識は、
現実も、非現実も、そんな縛りを軽々と飛び越えて
夜のとばりのその向こうで
深層水のようにつながりあっている。
先日送られてきた
懐かしいあの人の訃報に触れて
私たちは、どうやらともに時空を超えて
集いあっていたらしい。
夜のあの町の異次元の世界で。
あり得たかもしれない
あまたの可能性の数々の世界。
彼女が未婚の母として
子どもを産む人生も
私がさらに子供を持つ選択も
あり得たかもしれない世界。
それぞれの今が、
ボイスキャプションで語られる場面も
妙にリアルだった。
いわゆる、現実の世界では
今日はお盆の入り。
8月13日。
国内の移動も国外からの移動も
制限と不自由を強いられている暮らしながら
私たちの意識と魂は
軽々と制限を超えて邂逅している。
懐かしいあの時の仲間と。
懐かしいあの瞬間の場所と。
私たちは、ともにこの広い宇宙を
旅する仲間。
一人ひとりが光の粒を携え
それぞれの人生の経験を光の泡の中に凝縮して
おおきな魂の渦に戻っていく。
私たちは、この星をえらび
太陽とともに旅をする光の渦。
時速約864,000kmもの速さで
太陽とともに広い宇宙を移動しながら、
深い意識でつながりあっている光の一粒。
このつながりを逆にたどれば
一粒の光の放つ光は、
渦全体に確かに反映され
渦の光を増すだろう。
現実も
非現実も
時間も空間も飛び越えて
そんなことを想う今日の始まり。