ストレスの原因
先週はなんだかストレスフルな1週間。おかげで上唇にぷっくりヘルペスができた。口内炎もできた。全くストレスに弱い。唯一の救いはストレスの原因がわかっていることだ。
これがそのストレスの元!というのがわかればストレスの重さも半減すると聞いたことがある。「なんだか。」とか「なんとなく。」という、原因不明が良くない。そうだね。痛みも、原因がわかれば耐えられるけど、原因のわからない痛みは不安が相乗効果をもたらして何倍にも痛く感じるもの。
今週のストレスの元。それは事務所の模様替えだ。模様替えの理由がわかれば、「まあ、それなら仕方ない。」となるのだろうけど、今回の模様替えの理由が。
店長の荷物が片付かない。
私の机よりも店長が使っている机が小さいため机の上が片付かないそうだ。ならば、机を大きいものにして、積み上げられているファイルなどをきちんと鉄庫に整理しようという理由。そのためには鉄庫が足りないから、閉鎖した事務所からおさがりの鉄庫をもらってきて、事務所に入れよう。その際、今まで使っていたプラスチックキャビネットやこの間もらってきた小さな鉄庫を捨てよう。
結局、私が使っている部分以外は全て入れ替えるという壮大な作業となってしまった。
中古とはいえ、今よりも容量が大きいのだから今まで積み重ねられた紙類はきっと然るべき場所に落ち着くであろう、おそらく。これで3,000円のボールペンがいつの間にか行方不明になることもなくなるだろう、多分。置いておいたはずの指示書がどこかに行ってしまい、問い合わせが来るたびに印刷するという無駄もなくなるはず、だよね。
「現役時代の机は小さくて物がはいらなかったんだ。」と店長。
現役時代その事務所でトップにまで行った店長の机がどんな大きさだったのかはよくわからないけれども。リタイアし、また働くことになって、今回たまたま現役時代働いていた事務所からお下がりの備品が出ることとを聞きつけ、ようやく念願の「大きな机」を手に入れることになった。また今使っているロッカーでは自分の荷物が入らないために、ロッカーもやってくる。1人で3つのロッカー持ちだ。
私は今まで就職先で前任者が使っていた備品をそのまま使ってきた。与えられた棚、与えられた机で与えられた仕事の整理をしてきた。片付かないからと大きな入れ物を、と願うことなんて思ったこともなかった。満杯になってきたら、要らないもの、期限切れなもの、残しておくものなどなどで仕分けをして、与えられた入れ物に収めることが「普通」と思ってきた。
私は潔癖でもないし、片付けがめっちゃうまい!というわけでもないけれど、これは自信を持って言える。
入れ物が大きくなっても仕分けをしなければ片付かない。その大きな入れ物の中ですぐに欲しい書類を探せるようにきちんと「整理」しなくてはいけない。
入れ物、よりも、まずは仕分けをしてほしい。
昼休みに購入したご家庭の食品を入れた保冷バックが入らない。事務所の冷蔵庫が小さい。だからもう1つ冷蔵庫を追加しよう。その前にちょっとでも頭をよぎらなかっただろうか。仕事が終わった後にゆっくりお買い物をしたら、その2つの保冷バックがパンパンになるほど買い物したとしてもすぐに家の冷蔵庫に入れることが可能ではないのか?と。
この感覚のズレがきっとストレスの原因。
そしてズレの原因は「雇う側」と「雇われる側」だからなのか。
考えてもキリがない。考えても答えが出ない。だから。明日またどんどん運ばれてくる「物」を見ても平常心を持てますように。上唇のかさぶたを鏡に見ながら、粛々と目の前にある仕事をこなして見ないようにしようと決めた、日曜日午後5時。
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