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【#WJ43】週刊少年ジャンプ2024年43号感想【寿司いくら

アンケ1:アンデラ2:超条先輩 3:しのびごと


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
↓配信アーカイブ

●白卓 HAKUTAKU 1話

表紙
石川光貴先生の初連載作品。過去作に2021年12月ジャンプ+掲載の『藤沢ゾンビタイムブルース』、2021年28号『激高完全サッカー部』がある作家さんで、高校生主人公の青春物語が得意な作家さんというイメージ。
表紙からも伝わるように絵柄がちょっと……いやかなりゼロ年代感があって、古臭くはないんだけど古い感じというか(難しっ)。
色塗りがアナログなのもその印象に繋がってる気がする。
まあでもキャラのビジュアルは可愛らしくて人を惹きつける力はありそうだけど!
巻頭カラー
1ページ目はヒロイン(予告カットでは完全に男だと思ってたからびっくり)のとある日常の1ページ。ゲーム制作で行き詰まってるね。
部屋に古今東西様々なゲームがあるのがゲーム製作に情熱を注ぐキャラとしての納得感ある。
見開きでは主人公とヒロインの2人をドーンと。
本編
主人公・日隈とヒロイン・能登が出会いゲーム制作にのめり込んでいくお話。
まずは日隈のキャラ見せから。
サッカーの追加ルールを考えてたり、パシリをゲーム感覚で攻略してたり、「楽しいことを考える」才能がある主人公って感じだ。
イジメられてることに気付かない図太さというかポジティブさというか……これもハードになりがちな(イメージのある)ゲーム制作においては武器になりそう。
続いて能登。
巻頭カラー1ページ目で描かれていた通り、この子はゲーム制作に対する熱意が凄くて、日隈をゲーム制作の世界に引きずり込んでいく仕掛け人的ポジションでもあるわけだな。アイシールド21で言うヒル魔みたいな。
オレっ娘で地味にお胸がそれなりにあるのが癖的にもいいねえ……
日隈の強みがセンスとメンタルの強さだとしたら、能登の強みは熱意と知識量。バディでいい感じの棲み分けが出来てるし1話でそれぞれの特性もなんとなく分かるように描かれてるの偉い。
で、この2人でクラスメイトを見返すためのゲーム制作。
佐野の陰口を小耳に挟み、イジメられてることが決定的になってからの
「直らないや このバグ」
でちゃんと日隈を悔しがっている状態にしたのは構成うまいなと思った。これが無かったら見返す気持ちよさも必要性も半減するよな。
ゲーム製作と自分の不出来さを重ね合わせたセリフもお見事。パシられていたこと自体よりも、それに気づかなかったこと、みんなみたいに要領よく生きられないことを悔しく思ってるのがキャラ性って感じ。わたしも他人が当たり前に出来てることが出来ないのには覚えがあるからすごい共感できるな。逆にここに共感できるか否かでこの1話の評価はまるっと変わりそうな気がする。
能登が全然セリフの真意に気づいてなさそうなのもらしくて良いな。でも変に気づいて慰められるよりこの方がむしろ日隈にとっては救われるような気もするな。なんなら能登も日隈と同じように言葉の裏の気持ちに気づけないタイプだぞみたいな話もあるし。
そして作ったゲームお披露目の日。
クラスメイトが対象のゲームでこそ使える「先生をイジる」という手段。早めに言ってはあったけど実際ゲームになってるところ見るとこれはなるほど面白い。実際自分のクラスにコレ作ってきたヤツいたらしばらくめっちゃプレイすると思うわ。
不登校の能登に作れるワケないテーマなので日隈の頑張りも間接的にすごく感じる。
ゲームでのイジり含めて色々許してくれるモーリーめっちゃ良い先生だなあ。隠れてタバコ吸うが伏線になってるのもちょうど良い気持ちよさだ。
ただ最後の「脳」「汁」は大胆な演出ではあったけど個人的には「いきなりどうした!?」って思っちゃうハッチャケ方だったからそんなにハマんなかったな。
日隈のカタルシス、ゲーム制作にハマった瞬間をインパクト大きく描きたかったという意図は分かるんだけどね。
ただ第1話全体の流れとしてはしっかりゲーム制作の大変さと面白さの両面が感じられたし、日隈と能登の出会い……お手本のようなボーイミーツガールといったところで上々な話だったんじゃなかろうか。
2話以降でクラス規模を飛び出してどうゲームを作っていくのかにまずは注目したいところ。
てか白卓ってのは結局なんなんだろう。主人公の名前とかじゃなかったし、能登が最終的に作ろうとしてるゲームのタイトルとかなのかな。

●SAKAMOTO DAYS 183話

サービスシーンから。
揉めてたのに一緒にシャワー浴びて忠告までしてくれるボイルさん優しいな。
アタリちゃんはやっぱり可愛い。手相って根性焼きで変えても効果あるんだ。
その後は極寒地獄での作業。
枷錠、「なんで友達を応援してやれないんだッツ!!!!!!」とか「罰というのは平等でなければ意味がない」とか言ってることがそこだけ切り取ればめっちゃまともなんだけど、それ言いながらやってることが狂ってるからな……なかなか強烈に嫌悪感を感じさせるキャラだ。
低体温症で死にかける平助に、拘束されて動けないシン。絶体絶命……!?
と思いきや「止まれ!!」でのドミノによって一矢報いるラスト!
やられっぱなしだっただけに気持ちいい。
ただ準ORDERの実力ならこれくらい避けなさいよという気持ちもあるけれども!

●ONE PIECE 1127話

冒頭、何かトラブルが起きた(おそらく)エルバフ。
からのナミ。前回ラストでレゴの城みたいなところに迷い込んでたけどビッグステイン城という場所らしい。
フキダシでは「え──ん」って言ってるのに書き文字では「うおおおん!!」って雄々しい泣き方にされてるのジワる。
てかナミの格好、ヘアアレンジとかもかわいいし露出バチバチに多くてえっちすぎる。
てかハリネズミと遭遇して「でかい~~~!!!」って言ってるコマ、明らかノーパンじゃないですか???
ノーパンの直後はデカい猫に襲われ中のウソップと合流。
ゼウス喰らわしてもキレて襲ってくる程度には元気なので猫もハリネズミも相当タフだな。
アブサンの話も回収。「猫、あの酒のせいで見えてる幻覚なんじゃね?」つって思くそシバかれるウソップ笑った。
なんか珍しいなこういうノリのギャグ。
その後はライオンに襲われ絶体絶命のナミとウソップ。
とそこに現れるはサンジ、ルフィ、ゾロの3人!
全員で必殺技パなしてライオンを一蹴!!ボコボコで気持ちえ~!
この3人で一斉に技放って動物倒して食料にする流れ、アラバスタ編のセルフオマージュらしい。言われてみればあったな~!
倒したライオンは猫に……これさっきの猫?なんでライオンになってたんだろう。
あとルフィたち「焼きウサギ」とか「お前がぶっ飛ばした蜂の巣と蜜蜂軍団」とかって冒頭のモブが言ってた"耳神"様とか"蜜蜂兵(スティングモル)"だよね多分。これ勝手に手出しちゃまずいやつらだったんちゃうの……?
せっかくのエルバフだけどドリー&ブロギーでも庇いきれないくらいの罪に問われたりとか……
てかこの終盤に東の海組でのグループ行動パートなのアツすぎる。エモいしめっちゃワクワクするな~!

●しのびごと 2話

センターカラー!
アオイちゃんむっちゃかわいいな。
服のダボっと感は作者の好みなんだろうなーって感じする。みたらし先生といえばこういう感じの服。
本編
1話の翌日。
やっぱオペさんのツッコミがちょうど良くて会話が楽しいな。
「貴重な休日に僕と遊び行きたいと思いますか…?」
「……」「確かにな…」
「確かにって言った!?」
いきなりギャグがちゃんと笑える。
そこにまたしてもドジこいてボロッボロのアオイちゃんが登場。
このボロボロっぷり、すごく"愛嬌"って感じがして好きだなあ。
で、アオイちゃんと一緒にお昼を食べる──という陰キャのヨダカにはあまりに厳しい事態に。
ここでもヨダカとオペさんのやりとりが良い。
「オペさん…?」「オペさん」「オペさん!!」
ここめちゃくちゃおもろい。
その後は治安の悪いモブとのいざこざ。やっぱジャンプ漫画の序盤といえば治安の悪いモブとのいざこざだよな〜!
ここでも「分割でもいいですか?」とかカツアゲ対策がちゃんと役に立ってるとかちゃんとギャグが笑える。
そこにやってくるアオイちゃん。「やめて」ってちゃんと言えるところとか、「恥ずかしくないよ?」とか、真っ当に心のカッコよさが前面に押し出されてて、普段とのギャップがイイ。
あと主人公がカツアゲされてるのを見てウケちゃうヒロインってのも見たことない良い性格してるな〜。
その後はバツの悪くなった悪モブによってお弁当をブチ撒けられるアオイちゃん!
メシを粗末にするってのは読者的にも「コイツ許せん」ポイントがうなぎ登りで効果的だねえ。
ヨダカもこれにはブチギレ。肩掴むコマで一気に雰囲気変わるのかっけえな〜。
あと「自分で作ってきたんだ〜」のコマを挟む事でヨダカがあくまで(食べ物を粗末にしたからではなく)アオイちゃんのためにキレてるニュアンスが補強されてるのは細かいけど上手いね。
そしてキレてからのアクションもビビってるように見せながらスタイリッシュに相手をこかしてケツも裂いてる気持ちよさ。
相手がサクッと惨めでテンポ良くスカッとするね。
ラストには1話よりも少し距離が縮まる2人。
「大丈夫…まだ行ける」
ギャグがちゃんと面白いから思わずヨダカが笑っちゃうのにも説得力あるなあ。笑いをシナリオに活かしてくるのもうめーや。
この2話まででヨダカとアオイちゃんのこと大好きになってるわ。3話以降にも大いに期待だ。

●アオのハコ 165話

文化祭当日。
お化けに全然ビビってない千夏先輩、らしくていいね。
さらっとイチャついてて微笑ましいわい。
鉄壁の雛ちゃんパートを挟み、中盤からはメガネのターン。
髪下ろした菖蒲ちゃん新鮮で良いねえ……と思ってたらメガネくん的にはNO。理由は結構適当なんだけどこれが意外と菖蒲ちゃん的には高評価?
無から生えた藤原をきっかけに無から生えたガキンチョとの絡みでまたしても好感度上昇でいい感じ?
藤原からの「匡は守屋さんといると楽しそうだもんな」でメガネくんもちょっと菖蒲ちゃんに惹かれてくフラグ……?
……となっているところに咲季姉登場!!
「きょーちゃんなら誰よりも安心できるから そばにいて私を守ってほしいの」
コイツ……悪女だ……!!!
自分のツラがいいこともメガネが好意を寄せてることも理解した上で都合よく扱おうとしている……!!
メガネくんのことそんな好きじゃなかったけど、こうなってくると「騙されるなー!!」「負けるなー!!」「菖蒲ちゃんにしとけー!!」みたいな気持ちになってくるな。もしやそれが狙い……?
いつのまにか三浦先生の掌の上で踊らされてるのか……?
そしてラストには菖蒲ちゃんに近寄る高砂くん。
メガネくんの「いつもの方がいいよ」、何が良いか分からんかったけど高砂くんのこの言い方と比べると「いつもの姿と今の姿をどちらもちゃんと見てくれてるんだなー」って感じがしてくる。明確に差が感じられて上手いなー。

○呪術廻戦 270話

エピローグらしく各キャラの「その後」を描く回。
墓参りで伏黒恵と津美紀の物語には決着。
硝子が再びタバコを辞めたのは、五条・夏油への気持ちを大切に仕舞って、切り替えて前に進んでいこうとする意志の表れのように見える。
天元の結界についてはとりあえず大丈夫で、とりあえず大丈夫なうちになんとかするみたいなので全体大丈夫らしい。
学長の「皆 まだ若いんだ」「大丈夫だ」は、若者たちの未来に期待して想いを託しているような。
しれっと憲紀くんは家族と幸せそうに過ごしてる。何気に一番何も失ってないよなこの人。(仲間としてのメカ丸と真依くらい?)
真希パイは刀ジジイこと大道鋼さんとカッパこと三代六十四と再会。
言うても真希パイ的にはちょっとした師匠枠的な感じでもあるわけで、そこに義理通しに来るのは真希パイも芥見先生も律儀というかなんというか。
まあこいつらはこれからも割と好き勝手やりそうだな。
シャルルのその後も。
こないだ指ヘシ折られたのに担当やってるサイトー編集の胆力エグくない??
「ベテランだって待たすなよ!!」は笑った。これに関しては芥見先生だからこそちゃんと嫌味にならず自虐になってて良いな。
個人的にむちゃくちゃ気になってた高羽も登場!!生きとったんかオメー!!
新しい相方見つかったんだね……って髪型めちゃめちゃ羂索じゃん!!!
これ羂索似の相方見つけたのか、術式で羂索復活させたのかどっちだ!?
個人的には高羽が本気でヤレヤレなテンションなので前者な気がしてる。
でもこの相方とだったら高羽が適正あるツッコミ側やれそうでなんだかよさげだな。
甘井の話も回収。謝罪しても許されるとは限らないわけだけど前に進もうとしてるのはいいことだ。
日車は司法的には不起訴になってるらしい。
まあ呪術総監部的にはこんな都合のいい人材逃すわけにはいかないわな。
日車の後輩が「やり直し」ってワード使って引導渡すために頑張るの良い。
来栖は伏黒とラブコメ。
「これからは俺が来栖の右腕になるよ」
う、迂闊……!!
そんなんプロポーズと取られても仕方ない言い回しじゃん……って思ってたら実際「式はいつにしますか?」って早まってて笑った。
なんか来栖は来栖で幸せそうだな。
てか天使って結局なんだったんだろう。そこは回収しないんだ。
最期には任務に臨む虎杖たち。
彼氏さんと早速打ち解ける虎杖、めっちゃ虎杖って感じでいいね。
最後の最後にまた三人での任務見られるの嬉しいなあ。
最初で最後の三人共闘とかも見れたりするんだろうか。
やっぱ呪術廻戦と言えばバトルだよね!
次回いよいよ最終回……ずっとカウントダウンしてるのに全然実感湧かないな………

○僕とロボコ 202話

センターカラー!
「劇場版」にちなんで『時をかける少女』パロ。もしかして映画本編もそういう内容なのかしら。
元ネタに合わせてそうなってるんだろうけど、なんか余白めっちゃ多くてちょっと手抜き感出ちゃってるな。
これに関しては宮崎先生というよりレイアウト担当の人の問題な気がするが。背景は青空にしときな?
本編
まさかのホラー回。
アカネが不可解な現象に巻き込まれてめちゃくちゃ怖い……ってのはいつも通りなんだけど、いつもと違って最初から最後までロボコがず〜っと一緒にいてくれる。
頭落としちゃったとかおでんくださいとか眼球支払いとか、理不尽な恐怖を理不尽なギャグ補正で跳ね返していくのはなんか無双モノ見てるような趣さえあって小気味良かった。
最後はロボコでさえダメなのか……!?と思わせてやっぱ大丈夫だったし。
ロボコが心強すぎるおかげでギリギャグのが比率多いホラー回って感じでした。面白かった。

○魔男のイチ 3話

雷狐の魔法を狩る回。
雷狐がウキウキで闊歩しているところにチラチラ見切れるイチ、ちょっとしたホラー。
で、人間狩ろうと雷狐がデスカラスに飛び掛かったところを……
紐罠でくくって変な布叩きつけてサクッと捕獲完了!
捕まえた後はいろいろ手口の解説してるけど、本格的な罠だし動物の生態とか利用してるし思ってた以上にちゃんと「狩り」をやってる。
ゴールデンカムイで見たことあるやつ!ってなった。
デスカラスさん、雷狐の尻尾でもふもふしてるのとか「お淑やか虚弱美少女デスカラスたん」を自称してるのとか可愛い。
イチとウロロもお淑やかと虚弱には疑問を呈してるけど美少女には引っかからないんだね。
で、ウロロがもっと雰囲気とかさあ!と、恋バナみたいなこと言ってるところに「好き勝手をした分 好き勝手にされるのは当然だろうが」と非情だけど最もなことを言うイチ。
雷狐、かわいげのある性格だから誤魔化されてたけど実際動物無駄に焼き殺してるしなんなら人間もいこうとしてたんよな。ロクな奴ではない。
で、首玉を外して試練をクリアしたら魔法石をゲット。そういうのもあるんだ。コレクション要素もあってゲーム化とかしても映えそうだな~。
あとうっかりイチが呪文を口にするの今度はちゃんと対策しててデスカラスさんえらい。しっかり学習している。
ラストにはマネーゴールドさんからのお呼び出し。
「ごめんちゃい」「ちゃい」「うぇっ」「おん」
デスカラスさんの返事クソ舐めてて笑う。可愛い。
ヒキでは次の舞台となるであろう首都ナタリー マンチネル魔法協会の景色が!
パッと見あんまり魔法要素は見受けられないけどファンタジーっぽいデカい街ってのはいいね。楽しみだ。

○逃げ上手の若君 173話

冒頭、親房大回転。
海を渡って関東と奥州へカチコミは大胆だねえ。軍師としての有能さも備えてて、それは結城殿の手綱をうまく握ってるあたりからも窺える。「おじさんの詰め合わせ」笑った。何その言い方。
てか弧次郎に襟首掴まれてビクンってなってるシイナ何???エロすぎない??これ絶対普段からガッツリ調教されてるでしょ。本当だったら襟首じゃなくてケツ鷲掴みにされてるやつだよ。
その後は雫の正体について触れるみんな。
ファ〜ファ〜うるさい連中に比べると弧次郎と夏の懺悔は可愛く見えるな。
後半、いざ船を出す段ではこれまで共に戦った仲間たちとの別れも。
モブ東夷に顕家の想いがしっかり伝わってるの良いな。
春日と伊達は割とあっさり別れたけど、結城殿はしっかりフィーチャー。
「無駄な殺生をやめる事はできませんか?」という時行の問いに対し、涙と笑顔の半々で答える結城殿。
彼も彼なりに苦悩を乗り越えた上で割り切って今の生き方になってるのかもなあと、ただのナチュラルサイコキラーではない深みが出た気がするな。
そして最後には魅摩が嵐と共に襲来!
なんか衣装も華やかだしボヤ〜っと光ってて神々しいな。えげつない量の神力らしく雫でも抗えない大ピンチ!
……なんだけどすっかり成長して勇ましくなった時行は臆せず立ち向かう。
立派になったねえ……!
「因縁の全て」って言ってるけど尊氏以外の残った因縁っていうて魅摩と吹雪くらいじゃないか?

○カグラバチ 50話

冒頭回想でチヒロの想いを描いてからの仙沓寺に向かうハクリと漆羽さん。
次の駅に着いたところでお出迎えが。
ワープ用の陣を書いて待っててくれてるんだけど、そういう魔法陣的なやつマッキーで描いてるのは初めて見たな……
で、合流即ワープで仙沓寺に。展開が速え……!
仙沓寺に着くと早速妖刀の契約者、座村がダッシュでお出迎え。見た目通り盲目らしく、匂いでチヒロかと思って近寄ってきたけどよく匂ったらチヒロじゃねえじゃん!ってな感じ。
漆羽さんと違ってチヒロとの面識も既にあるようで、回想での掘り下げも。
「六平の"香り"が 濃い…ッ!!」
の所のチヒロの顔おもろい。確かに衝撃的なキショさを目の当たりにした顔しとる。フレーメン反応みたいだ。
でも"英雄"のなすりつけ合いとかイイ音とかお互いの印象は良かった様子。まあそうじゃなきゃチヒロだと思って駆け寄って出迎えないわな。
回想明けでは敵襲。
チヒロもいなくて妖刀も無いこんな時に……!ってなるんだけど、座村さんが迎撃して時間を稼ぎつつハクリの能力を戻す治療も並行して行うらしい。能力戻す治療とかそんなんできるんだ。
治療してくれるお姉さん、クール美人でいいねえ。ワープもこの人がやってたし、サポート役として超絶有能なんじゃないかこの人。
そしてどうやら座村さんがメチャクチャ強いらしく、漆羽さんをして「もし俺があの人ほど強けりゃ国獄の人間は誰一人失わずに済んだだろう」と言わしめるほど。
漆羽さんだって相当強いのに、聞く限りかなり格が違う強さっぽいよな座村さん。
最後の「安い御用」も含めて超渋くてカッケェなこの人……たった一人で妖術も無しなのに30分の時間稼ぎをこう言ってのける余裕っぷり。
また魅力的な強キャラが出てきた……!

●ひまてん! 11話

新ヒロイン投入回!
待望の巨乳枠、愛澤カンナちゃん!
露骨なテコ入れだーーー!!!
おっぱい大きいのは良いけど、金髪ショート外ハネ全部見事に個人的なツボを外れてるので心は凪寄り。こればっかりは好みの問題なので仕方ないね。
……とか思ってたけどグラビアアイドル!?水着写真普通にえちえちで手のひら返したわ……
殿一との出会いは駅のホームで偶然だけど、まあこの子が冒頭ひまりが言ってた事務所の後輩なのは分かりきってるわけで。
最後にはひまりんちで再会。
カンナちゃん、殿一にだいぶ惚れてるっぽいし、ひまり(惚れてる自覚すら無し)、叶さん(アプローチ控えめ)と差別化できるガンガンアプローチタイプとして環境を荒らしてくれそう。
特にひまりをモヤモヤさせて恋心を自覚させる流れは絶対あるだろうな〜!

●ウィッチウォッチ 172話

チャミーが料理番組に出る回。
チャミーの小悪魔コスめっちゃ可愛い。デザインも凝ってるし篠原先生の趣味?良い趣味してんねえ!
主題歌とかも微妙に凝ってる。篠原先生こういうのも好きよね〜!
で、番組の建て付けが謎コンセプトすぎるしスランプがやりたい放題やるしで本番はだいぶめちゃくちゃだ。
スランプの「かしこまりー」不意打ちで笑った。
あとゆで卵の「オラオラオラオラ」はやっぱスランプでジョジョパロやられるとどうしても笑っちゃうんよ。
で、放送を見ながら嘆くチャミー。いうて料理始まるまでの怒涛のツッコミは素だったけどね!?
最後の「思うようにはイカ内臓」はちょっと小癪だな〜と思っちゃった。こういう繋げ方するよね〜篠原先生。

●あかね噺 127話

冒頭、寝起きあかねがあまりにもスケベすぎる。
腋・乳・腿・鼠蹊部、全身スケベの塊???
その後の「あかねうるさい!!」のコマも後ろから…って感じに見えるし。
あかね……ぼかぁもう……!!
場面は移り志ぐま亭にて門下生みんなで流しそうめん。
まいける兄さんが音頭取ってこぐま兄さんが竹の準備、享二兄さんが麺の茹で、リモート参戦のぐりこは麺の調達……適材適所って感じ。楽しそう。
あかねはずっと「阿良川一生を認めさせる覚悟はあるか」の件で思い悩んでたわけだけど、兄弟子たちもみんな二ツ目昇進と同時に無茶振りされてたと発覚。ここまで恒例だったのかよ!
ぐりこが何課されたかはいずれ語られるのだろうか。
「師匠は出来るって信じてることしか言わないからさ」
これ頑張ろうって気になるよね〜!やっぱ志ぐま師匠、理想の師匠キャラだわ。
……と思ってたらご本人登場!
まいける兄さんがちょっと悪口言ってるところで登場は普通に予想外で笑っちゃった。今日一日不在ってわけじゃないんだ。
その後はあかねと志ぐま師匠の対話。
「しょっぺえですね!」
水臭いって思ってたのを志ぐま師匠にそのまま直接言っちゃうのがあかねのすごいところだ。
でもここでしっかりあかねの想いや覚悟を示したことで、
「──例の演目 お前に託すぞ」
志ぐま師匠からも正式に任されて。
最後お腹減るのとかぐっすり寝れそうとかあかねの心のわだかまりが分かりやすく取れた感じがして読んでるこっちもスッキリ。
そうめん風鈴飛行機雲……夏の風情を感じられる爽やかな締め方でした。

●夜桜さんちの大作戦 243話

センターカラー!
太陽パパと双子の夏休み。
太陽、片腕で娘持ち上げてなお余裕なのパパみ溢れてるな〜!
色もパキッと鮮やかで夏っぽさマシマシ。やっぱ夜桜のカラーって良いよね……
本編
引き続き太陽vs旦。
回想で戦闘開始前の会議パート。
凶一郎をぞんざいに扱う四怨と嫌五。追っかけっこしてるのかわいいなこいつら。
辛三も「正当な夜桜家ではないが」を連呼する凶一郎をミシミシ。「ギブって言ってるのに」は笑った。辛三ですら雑に扱う凶一郎、日頃の行いとしか言いようがない。
「何か企んでるな?」
凶一郎の頭ひしゃげてるのめっちゃ笑った。一切触れられないのおもろい。
回想明けではひたすら攻撃する太陽。兄弟たちのひとことが合間合間に挟まるのが想いを載せて戦ってる感があって良い。
八重に弾を込めてさらに加速!
………と思いきや……
凶一郎の開花「無」で太陽を完全に止める旦。無力化されて、旦も計画通りって言ってるし大ピンチ……!?と思いきやこれはこれで太陽たちからしても計画通りらしい。
「そのまま受け入れろ」とはいったい……!?
ラストはまた回想。
兄弟みんなでえいえいおーしてるのかわい〜。さらっと嫌五に殴られてる凶一郎いいな。やはり扱いが雑。
ヒキでは六美に誘われ2人で話す太陽。凶一郎も今更これを妨害するなんて野暮はしないのがいいね。
今週凶一郎の話ばっかしてるな。

●願いのアストロ 22話

さっそくプラントに向かうご一行。
ヘリ所持してて自分で操縦できるレリ姉かっけえ。
「私 なんでもできるの」
今後もこれ言わせておけば急に特殊技能生やしても許される感じあるしキャラとしてもめっちゃ便利だ。このセリフの後のヒバルとキンパの無音のコマなんかシュール。
プラント"零号"はかなりゴチャゴチャしたデザインでパイプも縦横無尽に張り巡らされまくり。こういうデザイン好きなんよな〜!ワクワクするよね。
で、プラントに着陸したらキンパの様子がいつもと違う。本当の親の話なんかも出てきて、プラント編はキンパが重要キャラになる雰囲気だ。
さらに獅鷹がここに来た形跡も発見。色々情報を探して回るんだけど……
そんな中発動するレリ姉のアストロ、時間逆行弾(レトログラード)!要はムーディー・ブルースだこれ!
でも弁護士キャラが現場の時間を遡って真実を知る能力持ってるのは納得感あるな。願いの内容とかもなんとなく分かりそうな。
獅鷹は"暁鑛"の回収が目当てでここに来ていたらしい。
「これにどれだけの願いが…」
「こいつがあれば都市の1つぐらいワケなく消せるとはな(説明台詞すぎる)」とか、少しずつどういう存在なのか分かってきたような気がする。
さらにラストにはキンパも心当たりがあるようで。
今回の章は暁鑛の秘密とキンパの掘り下げって感じかな?これ踏まえると次の章で暁鑛争奪戦とかやりそう。

○鵺の陰陽師 67話

冒頭、敵による鏖の復活を早める方法について。
蜃というレベル4……輪入道の骸からニュルっと出てきたあいつか。さらっと祭祀刀をコピーして目的達成されてたと。だから儡脊も意外とあっさり撤退したわけだ。
こりゃやべ〜!本部に即時報告じゃ〜!となっていたところに新キャラ登場。隊長たちが皆かしこまるその人は陰陽寮第82代寮主 菅(すが)維核(いざね)さん。寮主……要は陰陽師たちのトップだ。
苗字から察するに菅隊長は寮主と同じ血筋ってことなんだろうか。
維核さん、この見た目で86歳だし瞳は妖しい輝きを放ってるしいろいろと人間離れしてるな〜。
でも鵺さんへのしっかりした挨拶とか、鵺さんが不躾に質問しても落ち着いて答えてくれたりとか、いい人そっ!って感じも漂わせてる。かなり鬼滅の刃の産屋敷耀哉みがある。自爆すんのかな
今回の件で陰陽寮が後手に回っていたのは、「幻妖たちの動向を見たかった」のと「第6支部を試していた」から。ちゃんと理由があるのは偉いね。
で、その結果第6支部は無事認められ、「鏖討伐の辞令を与える」と。
おお……!!
なんかようわからんけどトップから直々にこの重大事を命じられるってのはとても名誉なことな気がする!
洋七くんも「凄ぇことなんだぞ 分かってんのかよ」と。なんかちょいちょい出る表情といい洋七くんはまだ学郎のこと認めてないっぽい感じかな?
命じられた学郎、めちゃくちゃキリッとしっかり受け答えしてる……立派………!!
兵一っちゃんからも「ハッ あの頃から見ればらしくなったもんだ」とお墨付き。てか「おどおどすんじゃねぇ」って思ってくれてたり兵一っちゃんが心情的に味方の中でもめちゃくちゃ距離近くてイイな。意外と優しいんだよね〜兵一っちゃん。
そこから。
敵は祭祀刀のコピー完了したみたいだし、皇隊長は副隊長シバいてなんかの仕込みしてる。お互い何かが着々と進行してるな。
そうしてラストには鵺さん直々に稽古をつけてもらう学郎!
直接修行してもらえるのはついに!って感じだなあ!
……と思っていたら稽古にあたってもう1人新キャラが合流!
第1支部副隊長の吏童(りどう)大和(やまと)さん……!
「鵺の陰陽師には学郎以外の男キャラがパーティに必要」派のみなさんもこれには納得でしょう。
「恋人はいるか?」
東堂系かあ〜〜!
美少女キャラじゃないぶん変人にすることでキャラパワーを上げていくスタイル。何気に理に適っている。
皇隊長とのやりとり的にあんま来たくなかったっぽいけどどうなんやろね。
てか鵺さんのその謎のカクカクの裾って外せるの!?

○キルアオ 70話

引き続きシンと百目鬼の戦いメイン回。
扉絵、端っこでぶっ倒れてる栗丸いいな。
周りで見てるみんな、なんとなくそれっぽい分析してるけどみんなどこかにシンへの舐めがあるのおもろい。
でもシンは至って真面目。先に武器をとって自分で使うってのは百目鬼のリータの外から攻撃できて良いかと思ったけど武器が壊されるから意味ないか。つえーな百目鬼。
後半はさらに本気のシン。
なめるなょと言わんばかりに牙鮫拳で押せ押せ。
で、いよいよ決め技……!
かと思いきや粉砕されたのはおしゃぶり。ここめちゃシュールだな。シリアスな笑いを感じる。
でもやってるのは隙の大きい技を空撃ちさせてアドバンテージを得るという至極真っ当な攻略なんだよな。
ヒキの問題もあるんだろうけど、おしゃぶり→解説→本命の一撃はややテンポを損なってた気がするな〜。本命が先のが良かった気もするけど。

○悪祓士のキヨシくん 13話

前回ラストで出てきた魔獣、ジョナサンスパイダー……は案の定瞬殺。背中合わせでW銃撃は絵面がいいね。
さらっと「戒力(かいりき)」なる概念も登場。能力バトルあるあるのオリジナルのパワーの単位だ!
一通り戦った後は目的地を目指す一向。ここで戸坂さんが繰り出したのが悪祓鳥のクック!
悪くはないけどこの鳥のギャグで2ページはちょっと冗長に感じちゃったな。
「クック 赤の聖堂へGO!」
の次ページ、クックがぶち抜かれたのかと思ってビビった。違くてよかった。
ここで棺くんの武器の説明。大気中の水分を聖水に……「大気中の水分」!!オリジナルの能力考える時に使うよな〜〜!なんかめっちゃ覚えあるわ。
その後はメメント森の凶獣の話。10年前の試験で合格したの、間違いなく熾木さんだねえ!こういう仄めかし好き。
さらにその流れで戸坂さんが試験を受ける理由の掘り下げも。
親友が魔王に殺された……ネームドキャラでこういうエピソード出してくるからにはそのうち戸坂とその魔王の話もやるんだろうけど、マジのガチの復讐だから超絶シリアスになるよな。この作品でそのレベルのシリアス……まあやれなくはないか。
で、その話を聞いて大号泣のキヨシくんと棺くん。棺くんもここでボロ泣きするタイプなの良いよな。スカしたクールタイプキャラのポジションなのにこういうところでめちゃくちゃ愛嬌があって憎めない。
最後には夜那に引き寄せられてピンチの戸坂。まあいうてもキヨシ&棺なんで想定以上の爆速で魔獣突破して助けに来て夜那くんギャフンと言わせてくれることでしょう。

○超巡!超条先輩 31話

ゴリラ回!
2ページ目で当たり前のようにポンちゃんとして扱われてるゴリラでもう笑った。出オチすぎる。
その後も超条先輩とローボくんびっくりするくらい全然気づかんし。ツッコミ不在でボケっぱなしになってるぞ!
しかも4ページ目くらいで気づいたけどこのゴリラほぼ全部コピペじゃねーか!!
これに気づいてからというものあらゆるゴリラが面白くなってしまった。ズルいよこれ。
「髪切ったんじゃないですか?」とかえいごブロックみたいな気の抜けるボケも笑ったし、バナナ出した時のゴリラの指さしとドヤ顔、その後の笑顔もおもろい。ゴリラってやっぱおもしれーんだ。
中盤からはポンちゃん(本物)が参戦。ツッコミがあると空気変わるね!
ゴリラとゴリラの邂逅シーン、緊張感走ってて笑う。その後の「一本木(ゴリラ)が…二人…!?」に対するちっちゃい「あ…?」の圧よ。
素でキレてるからかポンちゃんのツッコミもいつもより切れ味鋭くて良かった。
「ドッペルゲンガーじゃねぇわ」「そんなわけなくない?」「なんでゴリラ向けの難易度にすんだよ」全部おもろい。
終盤ではゴリラとタイマン勝負させられるポンちゃん。
し、死ぬて……!!
でも本人も「勝てるに決まってるでしょ!!」ってキレてて笑った。勝つ自信あるんかい。しかも普通にめちゃくちゃあっさり勝つし。ゴリラよりゴリラだこの子!
で、引き取られていく時の特大コピペゴリラ!コピペ芸が堂に入りすぎてる。天晴だわ。
1回しっかり描いたゴリラを擦って擦って擦り倒してめちゃくちゃ笑わせてくれた回でした。
また忘れた頃に再登場してもいいのよ。

○アンデッドアンラック 223話

前回の続き、3か月スキップの課題発表から。
やっぱりスキップは上位十理の仕業。UMAパストだと思ってたけどUMAタイムなんだ。そのまんまだ!
不正義発現しないまま、これで十理と戦うのか~まあどっかで覚醒するっしょ~
……とか思っていたら……
「1か月経過 罪(罰の誤植では?)ラグナロクを発動する」
…は???
完全に風子とシンクロしてしまったわ。
いや、3か月スキップができるならそのまま1か月スキップしていきなりペナルティまで持ってくんじゃない?って話は前配信で出てて、その時はさすがにそれは出来ないことになってるんじゃないの~?って言ってたんだけど出来たとは。あまりに無法すぎるやり口だ。
ただこのやり方は上位十理にとっても本意ではないようで、ソウルはルナに異議申し立て。
「何故ボク達にやらせない」
「何故って 不死1人に留められたアナタ達に何を期待するのです?」
う~む、正直一理ある……
斬りかかろうとするソウルを握りつぶす巨大なルナ、得体が知れなすぎて怖………
そうして上位十理たちはサンに吸収され一体化。
サン、前周回だとのっぺりポコポコで正直キショかったけど、上位十理を吸収して衛星(太陽だから惑星?)みたいなの纏ってるのはちょっとカッコよくてええな。
想定外のラグナロク、サンの登場に緊張感バリバリの風子。
……を思いっきりくすぐるアンディ!何やっとん?!
皆ニコニコで見守ってるしなんなら変わり果てたアポちゃんすら黙って見てるのジワジワ来るな。
でもこうやって風子の緊張しすぎを解せるのってアンディしかいないよね。イチャイチャしやがって。
でもいいな、風子が迷いかけたらちゃんとアンディが正してくれる今の構図。
「ビビってんのは連中だろ」「…うん」
ここの風子かわいい。鼻水。
「お前達の積み重ねと かつてのジュイスの不正義」
「そして… 今の組織がそうさせた!!」「行こうぜ 野郎共!!」
呼応するようにサンもあいさつ代わりの一撃、これをラトラの能力でいなしつつ、
「さあ 始めましょう この星の運命を決める」「最終戦争を!!」
アツい!!は……アツい………んだけど………
こんだけ展開巻いて、相当引っ張ってた上位十理戦もまるまるカット……となるとアンデラ、思ってる以上に余裕ない……?
あんま口に出したくないんだけど、「う」から始まるアレが決まって一気に残り時間なくなった感じですか………?
これまでのアンデラの爆速展開については「展開・テンポ速めた方が面白くなるからそうしてるだけ」と自信をもって言えてたんだけど、今回のはあまりにもガッツリカットされすぎてて一気に不安になってしまった。
正直月火はこれで心痛めて気持ち沈んでたよ。
ただ単に上位十理戦をやるよりこっちのが面白くなるからこうなった、であってほしいが……
こんなに怖いのはいつぶりだろうか………
アンデラ終わったら記事書くのも終わりになるかもなあ。モチベ的にも……

● 妖怪バスター村上 14話

夢の中で村上くんがヘンゼルになってグレーテルと共に魔女を攻略する話。
この漫画の基本に立ち返ってガッツリ村上くんが論破していく感じだったけど、正直それ一本だといまやそんなに……って感じかなあ。
建築基準法をしつこく詰めてくるのは好きだったけど。
なんかせっかく前回妖怪学園完全攻略したので妖怪学園のメンツと一緒に帰ってきたりも期待したけど普通にそんなことはなかったぜ!

●ルリドラゴン 21話

ツノ折り作戦決行!!な回。
先週のヒキでは「ええ…マジで折っちゃうの」って感じてたけど、前田さんも提案してから「ごめん忘れて」だし、後ろの方ではあらかじめお母さんに確認とってる&折ってもまた生え変わるとしっかり描いてくれたので忌避感はかなり緩和されたな。
残りの一本が全然折れないからってなんとなくクラスみんなで協力して折るのもなんか青春って感じでいいねえ。
陰口言ってた蒲田さんもだいぶ狼狽えてていい気味だ。なんだかんだ手伝わせてるし。
「……さあ?」とか「アッハハハ!!」の前のコマとか、ルリめちゃくちゃツラ良いな……
あと言い返す言葉も気持ちよくてよかったね!
「対面でくらい仲良くしてほしいな せっかく楽しい行事なのにさ わたしだって頑張ってんだから」
ここの表情さっきまでのかわいらしいお顔から一気に凄みを感じる顔になってて良い。
「それとも狭い輪の中で他人の悪口言って 中学生みたいな関係作って過ごすのが好き?それでもいいけどね」
言うねぇ~~!!なんか前田さんの影響めっちゃ受けてそうな言い回し。相手も言い返せないし格付け完了って感じでスッキリだ。
で、新たに持ち込まれるイカついアイテム!モンキーレンチでいいのかなこれは。
みんなで改めて力を合わせて……おおきなかぶ感あるななんか。
ようやく折れた2本目!
……とそこに先生襲来。大盛り上がりしてるとこに先生来て「やべっ」ってなる感じもめっちゃ青春って感じ!
そこからさらに帰り道では──やったぜ!って感じで笑いあうルリと前田さん!
ここあまりにも青春すぎる!!!二人の表情もドロドロの制服もよすぎる。最高だなこのコマ。めちゃくちゃ刺さったわ。
前田さんも初めの頃はあんなにいがみ合ってたのに今ではすっかり「悪友」って感じで。
なんだかんだで普通に仲良い友達よりもこういう友達の方が人生単位での長い付き合いになったりするんだよな。
最後には「毒があっていいんだよ 人間だって毒いっぱいなんだからよ」
綺麗にまとめたね。
めちゃくちゃ爽やかな青春アトモスフィアで、ジャンプ全体の読後感もこれ以上ないくらい後味スッキリだ。
ルリドラゴン、マジで連載再開してくれてよかったなあ………

◇次号
週刊少年ジャンプ44号

表紙&巻頭カラー
アオのハコ
アニメ放送直前!良いタイミングだしメガネ&菖蒲の関係も進展する?

センターカラー
呪術廻戦
最終回……!まだ実感わかんな〜。

鵺の陰陽師
まだ暑い日もあるし水着カラー間に合うよ!!描いてくれえ!!!

白卓 HAKUTAKU
2話センター!どう進行していくのかな。

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